イードが大幅反落、１６年６月期業績予想を下方修正、広告宣伝費の積み増しなど響く

　イード<6038.T>が大幅反落。２日の取引終了後、１６年６月期の連結業績見通しについて、営業利益を従来予想の５億５２００万円から３億円（前期比４０．０％減）へ、純利益を３億４８００万円から１億９４００万円（同３９．６％減）へ下方修正したことが嫌気されている。「パズル雑誌販売」が想定よりも低調に推移していること加えて、ネット広告事業などに関して広告宣伝費を積み増すことが要因としている。なお、売上高は４４億６９００万円（同２０．６％増）で据え置いている。

　同時に、保険相談サービスサイト「保険ゲート」をディノス・セシール社に７０００万円で譲渡すると発表した。保険業法の改正でマッチングサイトや比較サイトも保険募集人の資格が必要となるが、現段階で資格を有していないことから事業譲渡するという。なお、業績予想には織り込み済みとしている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）