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ZETAのニュース
■業績動向
3. 2023年6月期の業績見通し
2023年6月期業績についてサイジニア<6031>は、売上高2,800百万円(前期比7.9%増)、営業利益370百万円(同1.9%増)、経常利益360百万円(同1.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益250百万円(前年同期は1,146百万円の損失)とする期初計画を据え置いた。同社がターゲットとするBtoC-EC市場は、社会のデジタル化やDXを背景に引き続き拡大が見込まれている。実店舗中心の小売企業は同市場で売上を確保するため、ECを強化する一方でリアルとWebの相互送客に対するOMO推進ニーズが高い傾向にあり、アパレル業界から小売全体へ拡大することが予想される。これに対し同社のCX改善サービスがこれらのニーズにフィットすることから、CX改善サービスの加速度的な拡大が期待できる。このような環境の下で同社は、売上総利益率重視策を徹底することで株主価値の最大化を目指している。
なお、営業利益の伸びが鈍い印象を受けるが、これは(1) ZETAの連結化は2022年6月期第2四半期からであったこと、(2) ZETAの業績は例年第1四半期(6月~8月)が費用先行により営業損失となること、(3) 2022年6月期はZETAの連結が9月~5月で先行投資の影響を受けなかったこと、(4) 2023年6月期は通期で連結するため、ZETAの先行投資期間(6月~8月)も含まれること、(5) 良好な外部環境と同社サービスへのニーズの高まりから業況は好調であること、による。ZETAの2022年5月期第1四半期業績を加えた実質的な営業利益との比較では同31.2%増となり、実態は好調であると言える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
<NS>
3. 2023年6月期の業績見通し
2023年6月期業績についてサイジニア<6031>は、売上高2,800百万円(前期比7.9%増)、営業利益370百万円(同1.9%増)、経常利益360百万円(同1.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益250百万円(前年同期は1,146百万円の損失)とする期初計画を据え置いた。同社がターゲットとするBtoC-EC市場は、社会のデジタル化やDXを背景に引き続き拡大が見込まれている。実店舗中心の小売企業は同市場で売上を確保するため、ECを強化する一方でリアルとWebの相互送客に対するOMO推進ニーズが高い傾向にあり、アパレル業界から小売全体へ拡大することが予想される。これに対し同社のCX改善サービスがこれらのニーズにフィットすることから、CX改善サービスの加速度的な拡大が期待できる。このような環境の下で同社は、売上総利益率重視策を徹底することで株主価値の最大化を目指している。
なお、営業利益の伸びが鈍い印象を受けるが、これは(1) ZETAの連結化は2022年6月期第2四半期からであったこと、(2) ZETAの業績は例年第1四半期(6月~8月)が費用先行により営業損失となること、(3) 2022年6月期はZETAの連結が9月~5月で先行投資の影響を受けなかったこと、(4) 2023年6月期は通期で連結するため、ZETAの先行投資期間(6月~8月)も含まれること、(5) 良好な外部環境と同社サービスへのニーズの高まりから業況は好調であること、による。ZETAの2022年5月期第1四半期業績を加えた実質的な営業利益との比較では同31.2%増となり、実態は好調であると言える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
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