マザーズ先物見通し：反発、25日線で下げ止まりし目先は底打ち（訂正）

本日のマザーズ先物は反発が予想される。19日の米国市場は、イエレン財務長官がバイデン政権の提唱する経済対策の必要性を改めて訴えたため、追加経済対策が早期に成立し景気回復を後押しするとの期待から、寄り付き後、上昇。また、これまで2回の接種が必要とされていたファイザーなどが開発したワクチンについて、1回でも効果があるとの研究結果を受け、ワクチン接種ペースの加速で経済活動の再開に勢いがつくとの期待が強まりダウは日中取引で史上最高値を更新。一方で、長期金利の上昇は市場心理を冷やし、引けにかけ失速した。ナスダックは4日ぶりに小反発。本日のマザーズ先物は米国市場が上昇し、ナイトセッションが上昇した流れを受けて反発でのスタートが予想される。脱ハンコの電子署名でＧＭＯインターネット<9449>と弁護士ドットコム<6027>などが標準化の争いと日本経済新聞社が報じており、時価総額上位の銘柄が注目されることで電子署名関連銘柄が相場を下支えすることが期待される。日足チャートでは、金曜日に25日線近辺で下げ止まりした形になっており、今週前半は目先の底打ちが期待されよう。本日の上値のメドは1334.0pt、下値のメドは1250.0ptとする。

＜FA＞