イハラサイエンス大幅３日続伸、１８年３月期業績および配当予想を上方修正

　イハラサイエンス<5999.T>が大幅３日続伸している。８日の取引終了後、１８年３月期の連結業績予想について、売上高を１４０億円から１６０億円（前期比１８．２％増）へ、営業利益を２６億５０００万円から３２億円（同２５．８％増）へ、純利益を１８億円から２４億円（同３８．４％増）へ上方修正したことが好感されている。

　世界的な半導体業界の好調を受けて、半導体・液晶製造装置関連向け受注量が拡大していていることが要因。また、工作機械、産業機械、建設機械市場でも国内需要が順調に推移していることも寄与するという。

　また、業績予想の修正に伴い、従来３２円を予定していた期末一括配当を４５円へ引き上げるとあわせて発表したことも好材料視されているようだ。前期実績に対しては１０円の増配となる予定だ。

　なお、同時に発表した第３四半期累計（１７年４～１２月）決算は、売上高１２０億９０００万円（前年同期比２２．２％増）、営業利益２４億５０００万円（同４０．４％増）、最終利益１９億４７００万円（同６５．４％増）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）