アドバネクス、今期最終を一転赤字に下方修正、配当も20円減額

　アドバネクス <5998> が2月10日大引け後(16:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は1億7900万円の赤字(前年同期は7100万円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の5000万円の黒字→1億5000万円の赤字(前期は1億0700万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の1億6700万円の黒字→3300万円の赤字(前年同期は6400万円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の30円→10円(前期は30円)に大幅減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は6200万円の赤字(前年同期は2800万円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の1.0％→-0.7％に悪化した。

株探ニュース