パイオラック、今期経常を一転3％増益に上方修正

　パイオラックス <5988> が2月9日後場(13:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比49.1％増の48.2億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の53億円→56億円(前期は54.4億円)に5.7％上方修正し、一転して2.8％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の17.7億円→20.7億円(前年同期は47.4億円)に16.9％増額し、減益率が62.5％減→56.2％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比48.5％減の13億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の12.1％→8.1％に大幅低下した。

株探ニュース