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サンコールのニュース
*08:36JST 前場に注目すべき3つのポイント~米経済指標の発表を前にしたリバランスの動き~
3月1日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:米経済指標の発表を前にしたリバランスの動き
■味の素、23/3上方修正 純利益 900億円←830億円
■前場の注目材料:JAL、MSJ開発中止、三菱重工の補償始まる、JALに80億円
■米経済指標の発表を前にしたリバランスの動き
1日の日本株市場は、やや売り先行で始まった後は、底堅さを見極める相場展開になりそうだ。2月28日の米国市場はNYダウが232ドル安だった。欧州のインフレ加速で国内のインフレも抑制が困難との見方に金利上昇を警戒した売りや、ゴールドマンの業績低迷に失望した売りがダウの重しとなった。また、2月の消費者信頼感や製造業指数が予想外に悪化したことも売り材料視されるなか、終日軟調推移だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円安の27425円。円相場は1ドル136円20銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まろう。日経225先物はナイトセッションで下落して始まり、その後27560円まで買われた後に軟化したものの、寄り付き水準で終えていることもあり、米国市場の下落影響は限られている。日経平均は25日線を挟んでのこう着が見込まれ、売られる場面においては75日、200日線が位置する27300円辺りが支持線として機能することになりそうだ。そのため、売り一巡後は押し目を拾う動きも見られよう。
また、米長期金利の上昇が嫌気されるものの、ナスダックは小幅な下げにとどまっており、ハイテク株は底堅い値動きだった。また、VIX指数は低下していたこともあり、米国市場の下落について、センチメントを冷ますことにはつながらなかったようだ。もっとも、ISM製造業・非製造業など経済指標の発表が予定されていることから、結果を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすい。持ち高調整に伴うリバランスの動きが継続しやすいことも想定される。
そのため、3月相場に入り期末を意識したバリュー株への物色が継続する可能性は高いものの、米経済指標の発表を前にしたリバランスにより、バリュー株には利益確定の動きが入りやすいだろう。一方で、不安定ながらもハイテク株には買戻しの動きが意識されてくる可能性はありそうだ。また、日経平均は狭いレンジでのこう着が継続するとみられるなか、強い基調が継続しているスタンダード指数からは、個人主体の短期的な資金はスタンダード銘柄に向かいやすいと考えられよう。
■味の素、23/3上方修正 純利益 900億円←830億円
味の素<2802>は2023年3月期業績予想の修正を発表。純利益を830億円から900億円に上方修正した。その他の営業収益で固定資産(遊休資産)の売却益を計上。味の素フーズ・ノースアメリカ社に係るのれんについて、米長期金利の上昇による加重平均資本コストの大幅な上昇や足元における米国の経済状況を背景に、減損損失を約120億円計上。これにより、当期利益について、前回予想から70億円引き上げ900億円とした。あわせて、発行済み株式総数の1.34%に相当する719万8100株の自社株を消却すると発表。消却予定日は3月27日。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(27445.56、+21.60)
・SOX指数は上昇(2958.39、+7.18)
・VIX指数は低下(20.70、-0.25)
・米原油先物は上昇(77.05、+1.37)
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・コロナ後の人流再開
・JAL<9201>MSJ開発中止、三菱重工の補償始まる、JALに80億円
・エア・ウォーター<4088>熊本に半導体関連複合施設を新設、特殊ガス倉庫など
・三井物産<8031>「EC×介護食配食」市場深耕、高齢者施設大規模グループ照準
・丸紅<8002>東南アで「ティム・ホートンズ」FC展開、カナダ発コーヒーチェーン
・三井物産<8031>花王ブラジル子会社に出資、スキンケア商品を本格販売
・三菱商事<8058>インドネシアで日用品シェア実証、ジャカルタ「BSDシティー」で
・極洋<1301>米国で「カニカマ」生産、来月子会社設立
・サンコール<5985>EV向け磁気式電流センサー開発、低コストで高精度検出
・三菱重<7011>液体窒素を冷熱エネ源に、発電実証成功
・日立建機<6305>全製品値上げ、世界で平均8%
・三菱化工機<6331>JFEに水素装置7基、メタネーション用
・富士通<6702>「ユーバンス」収益管理を世界で統一、開発・販売一気通貫で把握
・日本電産<6594>再生エネ長期購入検討、ESG強化
・浜松ホトニクス<6965>新貝工場に新棟、光半導体素子の後工程増強
・エーザイ<4523>中国でアルツハイマー薬「レカネマブ」優先審査指定
・小林製薬<4967>戦略と開発を世界で一本化、カイロ・冷却シートで展開
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・09:30 豪・10-12月期GDP(前年比予想:+2.7%、7-9月期:+5.9%)
・10:30 中・2月製造業PMI(予想:50.6、1月:50.1)
・10:30 中・2月非製造業PMI(予想:54.9、1月:54.4)
・10:45 中・2月財新製造業PMI(予想:50.7、1月:49.2) <ST>
■株式見通し:米経済指標の発表を前にしたリバランスの動き
■味の素、23/3上方修正 純利益 900億円←830億円
■前場の注目材料:JAL、MSJ開発中止、三菱重工の補償始まる、JALに80億円
■米経済指標の発表を前にしたリバランスの動き
1日の日本株市場は、やや売り先行で始まった後は、底堅さを見極める相場展開になりそうだ。2月28日の米国市場はNYダウが232ドル安だった。欧州のインフレ加速で国内のインフレも抑制が困難との見方に金利上昇を警戒した売りや、ゴールドマンの業績低迷に失望した売りがダウの重しとなった。また、2月の消費者信頼感や製造業指数が予想外に悪化したことも売り材料視されるなか、終日軟調推移だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円安の27425円。円相場は1ドル136円20銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まろう。日経225先物はナイトセッションで下落して始まり、その後27560円まで買われた後に軟化したものの、寄り付き水準で終えていることもあり、米国市場の下落影響は限られている。日経平均は25日線を挟んでのこう着が見込まれ、売られる場面においては75日、200日線が位置する27300円辺りが支持線として機能することになりそうだ。そのため、売り一巡後は押し目を拾う動きも見られよう。
また、米長期金利の上昇が嫌気されるものの、ナスダックは小幅な下げにとどまっており、ハイテク株は底堅い値動きだった。また、VIX指数は低下していたこともあり、米国市場の下落について、センチメントを冷ますことにはつながらなかったようだ。もっとも、ISM製造業・非製造業など経済指標の発表が予定されていることから、結果を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすい。持ち高調整に伴うリバランスの動きが継続しやすいことも想定される。
そのため、3月相場に入り期末を意識したバリュー株への物色が継続する可能性は高いものの、米経済指標の発表を前にしたリバランスにより、バリュー株には利益確定の動きが入りやすいだろう。一方で、不安定ながらもハイテク株には買戻しの動きが意識されてくる可能性はありそうだ。また、日経平均は狭いレンジでのこう着が継続するとみられるなか、強い基調が継続しているスタンダード指数からは、個人主体の短期的な資金はスタンダード銘柄に向かいやすいと考えられよう。
■味の素、23/3上方修正 純利益 900億円←830億円
味の素<2802>は2023年3月期業績予想の修正を発表。純利益を830億円から900億円に上方修正した。その他の営業収益で固定資産(遊休資産)の売却益を計上。味の素フーズ・ノースアメリカ社に係るのれんについて、米長期金利の上昇による加重平均資本コストの大幅な上昇や足元における米国の経済状況を背景に、減損損失を約120億円計上。これにより、当期利益について、前回予想から70億円引き上げ900億円とした。あわせて、発行済み株式総数の1.34%に相当する719万8100株の自社株を消却すると発表。消却予定日は3月27日。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(27445.56、+21.60)
・SOX指数は上昇(2958.39、+7.18)
・VIX指数は低下(20.70、-0.25)
・米原油先物は上昇(77.05、+1.37)
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・コロナ後の人流再開
・JAL<9201>MSJ開発中止、三菱重工の補償始まる、JALに80億円
・エア・ウォーター<4088>熊本に半導体関連複合施設を新設、特殊ガス倉庫など
・三井物産<8031>「EC×介護食配食」市場深耕、高齢者施設大規模グループ照準
・丸紅<8002>東南アで「ティム・ホートンズ」FC展開、カナダ発コーヒーチェーン
・三井物産<8031>花王ブラジル子会社に出資、スキンケア商品を本格販売
・三菱商事<8058>インドネシアで日用品シェア実証、ジャカルタ「BSDシティー」で
・極洋<1301>米国で「カニカマ」生産、来月子会社設立
・サンコール<5985>EV向け磁気式電流センサー開発、低コストで高精度検出
・三菱重<7011>液体窒素を冷熱エネ源に、発電実証成功
・日立建機<6305>全製品値上げ、世界で平均8%
・三菱化工機<6331>JFEに水素装置7基、メタネーション用
・富士通<6702>「ユーバンス」収益管理を世界で統一、開発・販売一気通貫で把握
・日本電産<6594>再生エネ長期購入検討、ESG強化
・浜松ホトニクス<6965>新貝工場に新棟、光半導体素子の後工程増強
・エーザイ<4523>中国でアルツハイマー薬「レカネマブ」優先審査指定
・小林製薬<4967>戦略と開発を世界で一本化、カイロ・冷却シートで展開
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・09:30 豪・10-12月期GDP(前年比予想:+2.7%、7-9月期:+5.9%)
・10:30 中・2月製造業PMI(予想:50.6、1月:50.1)
・10:30 中・2月非製造業PMI(予想:54.9、1月:54.4)
・10:45 中・2月財新製造業PMI(予想:50.7、1月:49.2) <ST>
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