マルゼン、前期経常を21％上方修正・4期ぶり最高益更新へ

　マルゼン <5982> [東証Ｓ] が3月14日後場(14:00)に業績修正を発表。24年2月期の連結経常利益を従来予想の43.3億円→52.5億円(前の期は40.8億円)に21.2％上方修正し、増益率が6.2％増→28.7％増に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の16.3億円→25.4億円(前年同期は16.2億円)に56.3％増額し、増益率が0.3％増→56.8％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　原資材コストの高止まり及び人的投資に伴う人件費の増加等がありましたが、製品価格の値上げが浸透したことや営業部門による荒利改善活動などによって、営業利益、経常利益及び当期純利益ともに前回発表数値を上回る見通しであります。＊業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。なお、2024年2月期決算発表は4月10日（水）を予定しております。