【売り】アマテイ(5952):製造原単価の低下や製造コストの低減効果等で利益改善も短期的には調整か
洋釘製造のパイオニアとして、明治34年(1901)に誕生。尼崎発だからアマテイ。
日本を釘で支えてきた業界のトップメーカーです。
同社は工作素材と建築素材が多様化する中、新技術の開発につとめ、釘やネジなど鉄鋼二次製品全般の製品開発をしてきました。主力は建築向けで、住宅着工件数の伸びを背景に需要が増加しているようです。
17年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を51億2000万円から51億円(前期比2.2%減)へ引き下げた一方、営業利益を1億2500万円から1億5800万円(同88.1%増)へ引き上げました。
最終利益は8000万円から1億1500万円(同22.8%減)となり、業績が上向いたことが確認され、株価は急上昇しています。また利益増によって配当金を2.50円に増額する方針としました。
同社は、第4四半期からの同社の釘需要は前年度並みを見込んでいるとしたいっぽう、利益面について、資材価格は値上がりするものの、増産に伴う生産性の向上による製造原単価の低下や更なる製造コスト、販管費の低減効果等により、一定の利益が確保できると見込んでいるとしています。
住宅着工件数は前年を上回る見込みであり、市場環境は良好で、同社の採算性向上による増益は評価されるべきですが、株価は過熱気味であり、一旦の調整が入る可能性があります。
日本を釘で支えてきた業界のトップメーカーです。
同社は工作素材と建築素材が多様化する中、新技術の開発につとめ、釘やネジなど鉄鋼二次製品全般の製品開発をしてきました。主力は建築向けで、住宅着工件数の伸びを背景に需要が増加しているようです。
17年3月期の連結業績予想を上方修正。売上高を51億2000万円から51億円(前期比2.2%減)へ引き下げた一方、営業利益を1億2500万円から1億5800万円(同88.1%増)へ引き上げました。
最終利益は8000万円から1億1500万円(同22.8%減)となり、業績が上向いたことが確認され、株価は急上昇しています。また利益増によって配当金を2.50円に増額する方針としました。
同社は、第4四半期からの同社の釘需要は前年度並みを見込んでいるとしたいっぽう、利益面について、資材価格は値上がりするものの、増産に伴う生産性の向上による製造原単価の低下や更なる製造コスト、販管費の低減効果等により、一定の利益が確保できると見込んでいるとしています。
住宅着工件数は前年を上回る見込みであり、市場環境は良好で、同社の採算性向上による増益は評価されるべきですが、株価は過熱気味であり、一旦の調整が入る可能性があります。