大谷工業、今期経常を一転17％増益に上方修正

　大谷工業 <5939> [東証Ｓ] が11月14日大引け後(15:15)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比41.7％増の1億8000万円に拡大し、従来の2.4％減益予想から一転して増益で着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の2億2000万円→3億円(前期は2億5700万円)に36.4％上方修正し、一転して16.7％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益は前年同期比7.7％減の1億2000万円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常利益は前年同期比25.9％増の7300万円に伸び、売上営業利益率は前年同期の3.1％→3.8％に改善した。

株探ニュース