コロナ、上期経常を30％下方修正

　コロナ <5909> が10月23日大引け後(15:00)に業績修正を発表。19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の8億円→5.6億円(前年同期は8.2億円)に30.0％下方修正し、減益率が3.3％減→32.3％減に拡大する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の29億円(前期は28.7億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当第２四半期累計期間の連結売上高は、住宅関連機器業界が弱含みの状況下、猛暑などの影響もあり、ウインドエアコンを始めとしたルームエアコンが好調に推移したこと、防災対策としてポータブル石油ストーブの需要が早期化し販売が伸びたことなどで、当初の予想を上回る見込みです。利益面につきましては、原材料価格や物流コストが上昇する中、ルームエアコンの上位機種の販売が伸び悩み、地震等の影響で寒冷地向け石油暖房機器の需要が例年より遅れるなど商品販売構成が変化したことにより、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益とも、当初の予想を下回る見込みです。通期の業績予想につきましては、現在集計中であり、公表すべき場合は速やかにお知らせいたします。※ 上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。