ホッカンＨＤが反発、１６年３月期最終損益を３７億円に大幅上方修正

　ホッカンホールディングス<5902.T>が４日ぶり反発。同社は３０日取引終了後、１６年３月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を１２２０億円から１１９０億円（前期比２２．２％減）に減額したものの、営業利益を３４億円から４２億円（同５．１倍）へ、最終損益を２３億円から３７億円（前期４８億５００万円の赤字）へ上方修正しており、これを評価する買いが流入した。

　固定費などの削減や電力価格の下落などエネルギーコストの低下が想定以上に利益面に寄与した。また、最終損益はＪＴ<2914.T>の飲料事業からの撤退に伴う補償金１９億円を特別利益に計上したことも寄与した。


出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）