ちゅうぎんＦ、前期経常を9％上方修正

　ちゅうぎんフィナンシャルグループ <5832> [東証Ｐ] が4月27日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の271億円→295億円(前の期は258億円)に8.9％上方修正し、増益率が5.0％増→14.3％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の71.3億円→95.3億円(前年同期は106億円)に33.6％増額し、減益率が32.7％減→10.1％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　主に子会社である中国銀行において、有価証券売却益、資金利益や役務利益が前回予想を上回る見込みであり、経常収益を上方修正するものです。　なお、米国金利上昇に対する有価証券ポートフォリオの改善に取り組んだことから、有価証券売却損も前回予想を上回る見込みではありますが、前述のとおり資金利益や役務利益の増加により、経常利益および当期純利益も上方修正します。