昨日５日に発表した９月中間決算の大幅減益と
08年３月期通期予想の下方修正を受けての失望売り。

主力のフレキシブルプリント基板が価格競争やコスト増などで
収益が悪化、連結経常利益は中間期が前年同期比57％減の
87億円となり、通期も従来予想を100億円下回る前期比39％減の
200億円にとどまる見通し。

前期から減益傾向が鮮明に、
電線大手好業績の住友電（5802）とは対照的な状況。

価格競争や生産拠点移転に伴うコスト増により主力の
電子電装部門が中間期に赤字転落したほか、情報通信部門で
国内光ファイバーの需要が停滞していることも響く。また、
為替がタイバーツに対し円安で進行し、生産拠点の集中する
タイでの生産コストの円換算額が増えたことも圧迫要因。

足元の不振と先行き不透明感から、投資家の離散が加速している？

ただこのところ期待を裏切る決算が続いてきたが、
今期あたりで最悪期を脱しそうな兆候もあるよう？

年初来安値圏は押し目買いの好機でも・・今後の動向を注視したい

ゴールドマン証が６日付で同社の投資判断を
「中立」から「買い」に、
目標株価を８７０円から８９０円に引き上げ。

電子部品部門が携帯電話向け中心に回復を見込めると指摘。
下方修正により、
「悪材料出尽くし」ということで、ロスカット・・






フジクラはストップ安気配、今度は業績を下方修正(東洋経済新報社)
2007/11/06(10:00)
http://minkabu.jp/stock/5803/news/7181