• 通期経常利益計画を10.7％上方修正！
• 3Q累計売上高は2％減…
• 3Q累計最終利益は23％の大幅減…

※売上高・経常利益・最終利益の総合的な評価をお天気で表現しています。「晴れ」に近づくほど高評価となります。
「晴れ」、「曇り時々晴れ」、「曇り」、「雨」、「雷」。

　フジクラ <5803> [東証Ｐ] が2月8日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比7.8％減の515億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の560億円→620億円(前期は678億円)に10.7％上方修正し、減益率が17.5％減→8.7％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の217億円→277億円(前年同期は293億円)に27.5％増額し、減益率が25.8％減→5.4％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の45円→49円(前期は30円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比0.1％減の173億円となったが、売上営業利益率は前年同期の9.9％→10.0％とほぼ横ばいだった。