日精鉱、上期経常が4.7倍増益で着地・7-9月期は黒字浮上

　日本精鉱 <5729> [東証２] が11月6日後場(13:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比4.7倍の4億8400万円に急拡大し、通期計画の6億5000万円に対する進捗率は74.5％に達し、5年平均の52.6％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比49.8％減の1億6600万円に落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は2億円の黒字(前年同期は8300万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-2.9％→8.3％に急改善した。

株探ニュース