東邦鉛、今期経常を36％下方修正

　東邦亜鉛 <5707> [東証Ｐ] が2月13日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比34.1％減の53.1億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の55億円→35億円(前期は93.5億円)に36.4％下方修正し、減益率が41.2％減→62.6％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の14.3億円の黒字→5.6億円の赤字(前年同期は47.3億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比63.7％減の12.5億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の10.0％→4.7％に急悪化した。

株探ニュース