サンユウ、今期経常を8％上方修正、配当も2円増額

　サンユウ <5697> [東証Ｓ] が2月2日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比10.8％増の9.7億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の9.8億円→10.6億円(前期は11.6億円)に8.2％上方修正し、減益率が15.9％減→9.0％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.9億円→4.7億円(前年同期は6.4億円)に20.1％増額し、減益率が38.0％減→25.5％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の28円→30円(前期は33円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比10.0％増の3.9億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の6.3％→5.9％に悪化した。

株探ニュース