虹技、今期経常を一転92％減益に下方修正、配当も15円減額

　虹技 <5603> が1月28日大引け後(15:30)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は2400万円の赤字(前年同期は2億3600万円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の5億7000万円→3000万円(前期は3億8300万円)に94.7％下方修正し、一転して92.2％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6億1700万円→7700万円(前年同期は2億7900万円)に87.5％減額し、一転して72.4％減益計算になる。

　業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の25円→10円(前期は20円)に大幅減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比82.6％減の2300万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の1.6％→0.3％に悪化した。

株探ニュース