高周波、4-6月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過、未定だった上期配当は無配継続

　日本高周波鋼業 <5476> が8月2日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は4億円の黒字(前年同期は2.6億円の赤字)に浮上し、4-9月期(上期)計画の1.5億円に対する進捗率が270.0％とすでに上回り、さらに5年平均の65.5％も超えた。

　同時に、従来未定としていた今期の上期配当を見送る方針とした。下期配当は引き続き未定とした。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-4.8％→3.6％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は業績水準や配当性向とともに、持続的成長のための投資資金としての内部留保も考慮し、安定的・継続的に剰余金の配当を行なうことを基本方針としております。当社グループを取り巻く経営環境は、先行きの不透明な状況が継続しているため、第2四半期末の配当につきましては見送らせていただくとともに、期末配当につきましては引き続き未定とさせていただきます。