丸一管、今期経常を6％下方修正、配当も4円減額

　丸一鋼管 <5463> が2月12日大引け後(15:30)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比25.3％減の130億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の179億円→168億円(前期は216億円)に6.1％下方修正し、減益率が17.3％減→22.3％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の96.3億円→85.3億円(前年同期は104億円)に11.4％減額し、減益率が8.1％減→18.6％減に拡大する計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の107.5円→103.5円(前期は74円)に減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比24.2％減の48.1億円に減り、売上営業利益率は前年同期の12.7％→10.0％に低下した。

株探ニュース