フジミインコ、今期経常を8％上方修正、配当も5円増額

　フジミインコーポレーテッド <5384> が11月2日大引け後(16:20)に決算を発表。19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比35.8％増の30.5億円に拡大し、従来予想の26億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の52億円→56億円(前期は47.2億円)に7.7％上方修正し、増益率が10.0％増→18.4％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比2.7％増の25.4億円に伸びる計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の80円→85円(前期は63円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比20.3％増の13.3億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の12.7％→12.5％に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当第２四半期連結累計期間において、半導体市場の好調を背景に、売上高及び利益が予想を上回る結果となりました。最近の業績動向を踏まえ、2018年５月11日に公表した2019年３月期通期連結業績予想を修正いたします。

　上記の業績予想の修正を踏まえ、2018年５月11日に公表した2019年３月期配当予想を修正いたします。（注）業績予想及び配当予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報による判断及び仮定に基づいたものであり、実際の業績や配当額は今後様々な要因によって予想と異なる場合があります。