ＴＹＫ、今期経常を14％上方修正・最高益予想を上乗せ

　ＴＹＫ <5363> が2月12日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比53.8％増の33.3億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の34.5億円→39.4億円(前期は29.4億円)に14.2％上方修正し、増益率が17.3％増→33.9％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の24億円→22億円(前期は17.6億円)に8.3％下方修正し、増益率が35.7％増→24.4％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の13.7億円→18.6億円(前年同期は14.9億円)に35.6％増額し、一転して25.3％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比76.2％増の12.6億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の10.2％→16.5％に急上昇した。

株探ニュース