黒崎播磨、今期経常を7％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も30円増額

　黒崎播磨 <5352> [東証Ｐ] が1月31日大引け後(15:30)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比59.5％増の130億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の145億円→155億円(前期は120億円)に6.9％上方修正し、増益率が20.0％増→28.3％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の59億円→69億円(前年同期は63.9億円)に16.9％増額し、一転して8.0％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の370円→400円(前期は290円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比78.4％増の44.5億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の5.7％→9.7％に大幅改善した。

株探ニュース