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黒崎播磨のニュース
<動意株・25日>(大引け)=Speee、高砂香、東洋エンジなど
Speee<4499.T>=後場上げ幅拡大。きょう前場の取引終了後、子会社Datachainがブロックチェーン間の相互運用性の実現に向け、NTTデータ<9613.T>と技術連携を開始したと発表しており、これが材料視されているようだ。今回の技術連携は、ブロックチェーン上でのサービス実装が今後広がることを見据えたもので、複数の異なるブロックチェーン間における価値移転の自動化に関し、すでに実証実験を行ったという。両社はこの実証実験の結果を踏まえ、証券や保険などの金融分野をはじめ、貿易、電力取り引きといったさまざまな分野での応用を検討していくとしている。
高砂香料工業<4914.T>=昨年来高値に接近。同社はきょう午前9時30分頃に、24年3月期を最終年度とする3カ年の中期経営計画を策定したと発表。連結営業利益目標を75億円(21年3月期見通しは50億円)としていることが買い手掛かりとなっているようだ。連結売上高の目標は1700億円(同1480億円)。重点課題として、グローバル経営基盤の整備や海外拠点事業部門強化のための仕組みづくり、合成事業生産体制の再構築などを挙げている。
東洋エンジニアリング<6330.T>=大幅反発。きょう11時半に、21年3月期の連結経常利益を従来予想の5億円から25億円(前期比1.3%増)へ上方修正すると発表。一部のプロジェクトの進捗が想定を下回り、売上高は前回公表値に対して250億円減収の1850億円となる。一方、海外子会社の複数プロジェクトにおける採算改善やプロポーザル費用の抑制に加え、ブラジル持ち分法適用関連会社が手掛けるプロジェクトの収支改善、期初に織り込んでいた為替差損の減少などが寄与し、利益は大きく改善する見通しとなった。
黒崎播磨<5352.T>=3日ぶり反発。24日の取引終了後、25年度までを実行期間とする「2025経営計画」を策定したと発表しており、これを好感する買いが入っているようだ。最終年度にあたる26年3月期に売上高1500億円(21年3月期計画は1130億円)、経常利益120億円(同55億円)を目指す。主力の耐火物事業は国内で抜本的体質強化策を実行し、海外ではアジア圏や欧米での事業拡大を進める方針。また、セラミックス事業は半導体製造装置向け製品の能力増強投資を行うほか、断熱製品・電子材料向け製品の拡販などを通じて収益力強化を図るという。
アンジェス<4563.T>=ストップ高。同社はきょうの寄り付き前に、カナダのバイオ医薬品企業バソミューン・セラピューティクスと共同開発している新型コロナウイルス治療薬「AV-001」の第1相臨床試験で良好な結果を得られたと発表。これが材料視されているようだ。第1相臨床試験では、20~63歳までの健康成人48人を対象に、AV-001の単回投与、及び連続投与それぞれの安全性、忍容性、薬物動態を評価した。今後、両社はこのデータを米国食品医薬品局(FDA)に提出し、次のステップとなる重度の新型コロナ患者での有効性を評価する前期第2相臨床試験について協議する予定だとしている。
大泉製作所<6618.T>=ストップ高。自動車向けやエアコン向けを主力とする温度センサーメーカーで、21年3月期業績は大幅減益見通しながら、世界的な自動車販売の好調で足もとの業績は回復色が強い。同社は24日取引終了後、半導体設備向け部品などを手掛けるフェローテックホールディングス<6890.T>と資本・業務提携することを発表、これがポジティブサプライズとなり物色人気が集中した。また、未定だった21年3月期配当は前期と並びの8円とすることも合わせて発表、減配の可能性もあっただけに買い安心感につながっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
高砂香料工業<4914.T>=昨年来高値に接近。同社はきょう午前9時30分頃に、24年3月期を最終年度とする3カ年の中期経営計画を策定したと発表。連結営業利益目標を75億円(21年3月期見通しは50億円)としていることが買い手掛かりとなっているようだ。連結売上高の目標は1700億円(同1480億円)。重点課題として、グローバル経営基盤の整備や海外拠点事業部門強化のための仕組みづくり、合成事業生産体制の再構築などを挙げている。
東洋エンジニアリング<6330.T>=大幅反発。きょう11時半に、21年3月期の連結経常利益を従来予想の5億円から25億円(前期比1.3%増)へ上方修正すると発表。一部のプロジェクトの進捗が想定を下回り、売上高は前回公表値に対して250億円減収の1850億円となる。一方、海外子会社の複数プロジェクトにおける採算改善やプロポーザル費用の抑制に加え、ブラジル持ち分法適用関連会社が手掛けるプロジェクトの収支改善、期初に織り込んでいた為替差損の減少などが寄与し、利益は大きく改善する見通しとなった。
黒崎播磨<5352.T>=3日ぶり反発。24日の取引終了後、25年度までを実行期間とする「2025経営計画」を策定したと発表しており、これを好感する買いが入っているようだ。最終年度にあたる26年3月期に売上高1500億円(21年3月期計画は1130億円)、経常利益120億円(同55億円)を目指す。主力の耐火物事業は国内で抜本的体質強化策を実行し、海外ではアジア圏や欧米での事業拡大を進める方針。また、セラミックス事業は半導体製造装置向け製品の能力増強投資を行うほか、断熱製品・電子材料向け製品の拡販などを通じて収益力強化を図るという。
アンジェス<4563.T>=ストップ高。同社はきょうの寄り付き前に、カナダのバイオ医薬品企業バソミューン・セラピューティクスと共同開発している新型コロナウイルス治療薬「AV-001」の第1相臨床試験で良好な結果を得られたと発表。これが材料視されているようだ。第1相臨床試験では、20~63歳までの健康成人48人を対象に、AV-001の単回投与、及び連続投与それぞれの安全性、忍容性、薬物動態を評価した。今後、両社はこのデータを米国食品医薬品局(FDA)に提出し、次のステップとなる重度の新型コロナ患者での有効性を評価する前期第2相臨床試験について協議する予定だとしている。
大泉製作所<6618.T>=ストップ高。自動車向けやエアコン向けを主力とする温度センサーメーカーで、21年3月期業績は大幅減益見通しながら、世界的な自動車販売の好調で足もとの業績は回復色が強い。同社は24日取引終了後、半導体設備向け部品などを手掛けるフェローテックホールディングス<6890.T>と資本・業務提携することを発表、これがポジティブサプライズとなり物色人気が集中した。また、未定だった21年3月期配当は前期と並びの8円とすることも合わせて発表、減配の可能性もあっただけに買い安心感につながっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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