ＳＥＣカーボ、今期経常を9％下方修正

　ＳＥＣカーボン <5304> [東証２] が3月30日大引け後(15:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の154億円→140億円(前期は171億円)に9.1％下方修正し、減益率が10.0％減→18.2％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の73.1億円→59.1億円(前年同期は96.2億円)に19.1％減額し、減益率が23.9％減→38.5％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　人造黒鉛電極の需給バランスが、電炉メーカーの減産や電極の在庫調整等で緩和されたことにより、国内外の市況が軟化し、販売数量が予想より減少する見込みです。　したがいまして、売上高及び各利益が前回発表予想を下回る見込みであることから、上記の通り、業績予想を修正いたします。※本資料に記載されている業績予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。