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ベルテクスコーポレーションのニュース
福井のブランド豚が家畜伝染病「豚熱」から、4年ぶりの復活
ベルテクス株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:土屋 明秀、以下当社)では、独自の「乳酸菌」を餌に添加した牛豚用の混合飼料「ゼオ・ラクト」を展開しており、現在、福井のブランド豚「ふくいポーク」を生産する唯一の養豚農家である(有)睦美ファーム睦美ファーム(以下、睦美ファーム)で2020年2月より採用いただいておりました。今回、当社の混合飼料「ゼオ・ラクト」で育てられた睦美ファームの「ふくいポーク」を2023年8月上旬より出荷し、福井県の精肉店を中心に販売を開始します。
福井県では2019年8月に家畜伝染病「豚熱(ぶたねつ)」がA農場で発生し、飼育していた約690頭全頭が殺処分されました。またB農場では、高齢・体調不良、後継者不在を理由に営農を休止しました。そのため、「ふくいポーク」は2020年1月に生産が停止しました。そこで、「ふくいポーク」の出荷再開には感染症対策が責務となる中、「乳酸菌」が豚の自己免疫力の向上や肉質や臭みへの効果が期待されることが分かり、2023年1月よりブランド豚「ふくいポーク」の認定基準に新たに「乳酸菌を添加した飼料を給与する」という内容が追加されました。
「ふくいポーク」を生産する睦美ファームでは、当社独自の「乳酸菌HS-08株」を餌に添加した牛豚用の混合飼料「ゼオ・ラクト」を採用いただいています。当社の混合飼料「ゼオ・ラクト」は、乳酸菌を粉末化し、おからやふすまなどを配合したプロバイオティクス飼料です。乳酸菌による整腸作用で、家畜の健康をサポートします。健康を維持することで免疫力は維持され、感染症や下痢症を予防し、死亡率低下が期待されます。また、整腸作用が促されることで、消化吸収率の改善による発育改善が期待できます。
今回、「ゼオ・ラクト」で育てられた睦美ファームの「ふくいポーク」が2023年8月上旬に出荷されます。「ふくいポーク」の出荷は2023年8月から福井県内を中心に年間2,000頭を見込んでおり、今後生産頭数が増えていけば県外での販売も視野にいれています。当社では今回の実績から福井県は勿論、全国のお客様に安全・安心な食を提供できるよう、家畜飼育のサポートを全国で取り組んでまいります。
橋谷田教授コメント 「乳酸菌の持つ効能:子豚の発育改善とふくいポークの安定的生産へ」
マウスの餌に大豆由来の乳酸菌を添加すると、糞中IgA量および血中IgA濃度が増加することを確認し、免疫の向上が期待されています。IgAは腸内などの粘膜表面に多く存在している抗体の一種で、アレルゲンやウイルス、毒素から粘膜を保護する役割を持ちます。
家畜飼料や飲水から乳酸菌を摂取することで、子豚では糞中のIgA量が増加したことを確認しています。同様に、和牛子牛では血中、地鶏では血中および糞中のIgA量が増加することも確認しています。さらに、搾乳牛では乳房炎の治療に使用する抗菌剤の使用を減少できることも確認しています。
これらの結果を受けて、今回ふくいポークへ乳酸菌を与えることで、IgA産生誘導による免疫増強が期待でき、子豚の離乳時にかかるストレスが軽減され発育改善に繋がることが期待できます。子豚の発育改善は、ふくいポークの安定的かつ効率的な生産にも繋がると考えています。また、今後の日本の畜産業において安全・安心な畜産物の生産性向上が大いに期待できます。
【橋谷田 豊(ハシヤダ ユタカ)】教授】
京都大学農学博士を取得。独立行政法人家畜改良センター勤務時には2度の優秀職員表彰や技術者賞を受賞。その他にも優秀畜産技術者および特別賞、日本繁殖生物学会賞技術賞を受賞。現在は石川県立大学生物資源環境学部生産科学科の学科長を勤め、日本胚移植技術研究会の常務理事である。
(有)睦美ファーム 代表 時岡伸さんコメント
2019年に県内で豚熱が発生し、多くの豚が殺処分されました。これを理由に廃業する事業者もあり、感染症がこの産業に与えるダメージの大きさを痛感しました。
幸いにもうちの養豚場から豚熱の発生はなかったものの、それ以降感染症対策には細心の注意を払っています。2022年、福井県農林水産部中山間農業・畜産課畜産振興グループより、ふくいポーク生産の打診を受けました。福井県のブランド豚を復活させ世の中に提供することに、畜産農家としての使命感のようなものを感じふくいポークの生産に参画しました。
飼料に乳酸菌を添加したふくいポークは肉質も柔らかく、おいしく安心して食べていただけるお肉です。
8月から皆さまの食卓にご提供できますので是非ご賞味ください。
「ゼオ・ラクト」製品詳細
ゼオ・ラクトとは、乳酸菌を粉末化し、おからやふすまなどを配合したプロバイオティクス混合飼料。飼料に乳酸菌を添加することで、乳酸菌による整腸作用から家畜の健康をサポートします。健康を維持することで免疫力は維持され、感染症や下痢症を予防し、死亡率低下が期待できます。また、整腸作用が促されることで、消化吸収率の改善による発育改善が期待できます。
本製品に使用している乳酸菌HS-08株は、当社独自の乳酸菌で2022年1月28日に国内特許(特許番号7012840号)を取得しました。
商品サイトURL:https://lactopowder.com/stockbreeding.php
会社概要
商号:ベルテクス株式会社
代表取締役社長:土屋 明秀
所在地:〒102-0083 東京都千代田区麹町五丁目7番地2
設立:1935年4月29日
事業内容:道路・農林・建設事業を中心とし、
乳酸菌事業・アグリ事業など幅広く事業を展開
会社ウェブサイト:https://vertexgrp.co.jp/
ベルテクスの乳酸菌特設サイト:https://lactopowder.com/fukuipork.php
ベルテクス株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:土屋 明秀、以下当社)では、独自の「乳酸菌」を餌に添加した牛豚用の混合飼料「ゼオ・ラクト」を展開しており、現在、福井のブランド豚「ふくいポーク」を生産する唯一の養豚農家である(有)睦美ファーム睦美ファーム(以下、睦美ファーム)で2020年2月より採用いただいておりました。今回、当社の混合飼料「ゼオ・ラクト」で育てられた睦美ファームの「ふくいポーク」を2023年8月上旬より出荷し、福井県の精肉店を中心に販売を開始します。
福井県では2019年8月に家畜伝染病「豚熱(ぶたねつ)」がA農場で発生し、飼育していた約690頭全頭が殺処分されました。またB農場では、高齢・体調不良、後継者不在を理由に営農を休止しました。そのため、「ふくいポーク」は2020年1月に生産が停止しました。そこで、「ふくいポーク」の出荷再開には感染症対策が責務となる中、「乳酸菌」が豚の自己免疫力の向上や肉質や臭みへの効果が期待されることが分かり、2023年1月よりブランド豚「ふくいポーク」の認定基準に新たに「乳酸菌を添加した飼料を給与する」という内容が追加されました。
「ふくいポーク」を生産する睦美ファームでは、当社独自の「乳酸菌HS-08株」を餌に添加した牛豚用の混合飼料「ゼオ・ラクト」を採用いただいています。当社の混合飼料「ゼオ・ラクト」は、乳酸菌を粉末化し、おからやふすまなどを配合したプロバイオティクス飼料です。乳酸菌による整腸作用で、家畜の健康をサポートします。健康を維持することで免疫力は維持され、感染症や下痢症を予防し、死亡率低下が期待されます。また、整腸作用が促されることで、消化吸収率の改善による発育改善が期待できます。
今回、「ゼオ・ラクト」で育てられた睦美ファームの「ふくいポーク」が2023年8月上旬に出荷されます。「ふくいポーク」の出荷は2023年8月から福井県内を中心に年間2,000頭を見込んでおり、今後生産頭数が増えていけば県外での販売も視野にいれています。当社では今回の実績から福井県は勿論、全国のお客様に安全・安心な食を提供できるよう、家畜飼育のサポートを全国で取り組んでまいります。
橋谷田教授コメント 「乳酸菌の持つ効能:子豚の発育改善とふくいポークの安定的生産へ」
マウスの餌に大豆由来の乳酸菌を添加すると、糞中IgA量および血中IgA濃度が増加することを確認し、免疫の向上が期待されています。IgAは腸内などの粘膜表面に多く存在している抗体の一種で、アレルゲンやウイルス、毒素から粘膜を保護する役割を持ちます。
家畜飼料や飲水から乳酸菌を摂取することで、子豚では糞中のIgA量が増加したことを確認しています。同様に、和牛子牛では血中、地鶏では血中および糞中のIgA量が増加することも確認しています。さらに、搾乳牛では乳房炎の治療に使用する抗菌剤の使用を減少できることも確認しています。
これらの結果を受けて、今回ふくいポークへ乳酸菌を与えることで、IgA産生誘導による免疫増強が期待でき、子豚の離乳時にかかるストレスが軽減され発育改善に繋がることが期待できます。子豚の発育改善は、ふくいポークの安定的かつ効率的な生産にも繋がると考えています。また、今後の日本の畜産業において安全・安心な畜産物の生産性向上が大いに期待できます。
【橋谷田 豊(ハシヤダ ユタカ)】教授】
京都大学農学博士を取得。独立行政法人家畜改良センター勤務時には2度の優秀職員表彰や技術者賞を受賞。その他にも優秀畜産技術者および特別賞、日本繁殖生物学会賞技術賞を受賞。現在は石川県立大学生物資源環境学部生産科学科の学科長を勤め、日本胚移植技術研究会の常務理事である。
(有)睦美ファーム 代表 時岡伸さんコメント
2019年に県内で豚熱が発生し、多くの豚が殺処分されました。これを理由に廃業する事業者もあり、感染症がこの産業に与えるダメージの大きさを痛感しました。
幸いにもうちの養豚場から豚熱の発生はなかったものの、それ以降感染症対策には細心の注意を払っています。2022年、福井県農林水産部中山間農業・畜産課畜産振興グループより、ふくいポーク生産の打診を受けました。福井県のブランド豚を復活させ世の中に提供することに、畜産農家としての使命感のようなものを感じふくいポークの生産に参画しました。
飼料に乳酸菌を添加したふくいポークは肉質も柔らかく、おいしく安心して食べていただけるお肉です。
8月から皆さまの食卓にご提供できますので是非ご賞味ください。
「ゼオ・ラクト」製品詳細
ゼオ・ラクトとは、乳酸菌を粉末化し、おからやふすまなどを配合したプロバイオティクス混合飼料。飼料に乳酸菌を添加することで、乳酸菌による整腸作用から家畜の健康をサポートします。健康を維持することで免疫力は維持され、感染症や下痢症を予防し、死亡率低下が期待できます。また、整腸作用が促されることで、消化吸収率の改善による発育改善が期待できます。
本製品に使用している乳酸菌HS-08株は、当社独自の乳酸菌で2022年1月28日に国内特許(特許番号7012840号)を取得しました。
商品サイトURL:https://lactopowder.com/stockbreeding.php
会社概要
商号:ベルテクス株式会社
代表取締役社長:土屋 明秀
所在地:〒102-0083 東京都千代田区麹町五丁目7番地2
設立:1935年4月29日
事業内容:道路・農林・建設事業を中心とし、
乳酸菌事業・アグリ事業など幅広く事業を展開
会社ウェブサイト:https://vertexgrp.co.jp/
ベルテクスの乳酸菌特設サイト:https://lactopowder.com/fukuipork.php
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