日本興業は一時１３％高、五輪関連向け景観資材好調で２０年３月期業績予想を上方修正

　日本興業<5279.T>が急伸して一時、前週末比１０７円（１３．３％）高の９１２円に買われている。前週末２５日の取引終了後、２０年３月期の連結業績予想について、売上高を１２３億円から１２５億円（前期比４．３％増）へ、営業利益を２億７０００万円から３億２０００万円（同３１．７％増）へ、純利益を１億５０００万円から１億７０００万円（同４０．５％増）へ上方修正したことが好感されている。

　土木資材事業で、西日本豪雨災害の復旧工事が進捗するとともに、景観資材事業でも東京オリンピック・パラリンピック関連工事などが好調に推移していることが牽引する。また、高付加価値製品の拡販が奏功することも利益押し上げに寄与するとしている。

出所：MINKABU PRESS