日本コンクリート工業は商い増勢で上放れ、国土強靱化テーマに上放れ初動

　日本コンクリート工業<5269.T>は商いを膨らませ続伸、４．５％高の２７８円まで買われた。株価は５日・２５日移動平均線を足場に上放れの動きを強めてきた。配電用ポールやコンクリートパイルのトップメーカーで東京五輪関連に絡む案件の増加が業績面に寄与している。また、安倍政権が緊急対策を織り込み強化した「国土強靭化計画」では、シールドトンネルに使う内壁材であるセグメントが需要を捉える公算大。株価は２００円台と低位で個人投資家の参戦活発化で需給相場の兆しが見え始めている。

出所：minkabuPRESS