日本電気硝子のニュース
<6143> ソディック
四季報より 業種:機械。
【特色】放電加工機で世界首位級。NC装置内製し独自色強い。射出成形機や食品機械(製麺機)も育成
【好 調】柱の工作機械が主力市場の中華圏で半導体向けなど高原状態。円安も寄与。ただ、部材や輸送費高が想定超。会社計画線の営業増益に。為替差益。増配。23年12月期も費用高続くが、中華圏筆頭に需要高水準。
【普及策】工作機械のアフターサービス事業拡大へ向け、定期点検プランを拡充。加入率低い国内に積極営業。今秋完成の厦門新工場で産業機械や食品機械の生産増強。
2022年8月9日発表。2022年12月期本決算予想は、前期比で営業利益+5.7%の72.00億円、経常利益+4.8%の90.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。
コロナ相場前の高値からの急落で、2020年3月23日に520円で底打ちとなり、上昇トレンド(A)を形成しました。この中で6月8日の914円、7月22日の891円と2点天井をつけて、9月4日に711円まで押し目を入れ、ここからの再上昇で2021年6月4日に1175円の年初来高値をつけました。ここをピークに下降トレンド(B)へ転換し、この中で2022年4月27日に690円まで下げて当面の底打ちとなって、6月7日に869円まで反発し、再下落となって2番底を確認しているところです。
<9110> NSユナイテッド海運
四季報より 業種:海運業。
【特色】旧新和海運。ばら積み船が主力。日本郵船系だが日鉄海運と10年合併、日本製鉄が筆頭株主
【一転増益】前期投入の1隻に加え、新たに1隻追加。コロナ影響長引き船腹需給逼迫続く。中小型船中心に市況高水準の恩恵。円安も利益押し上げ。上期の稼ぎ大きく、前号より一転営業増益。配当性向3割基準。
【新造船】23~24年度に燃費改善させた3隻が竣工。政府資金得て28年までにアンモニア燃料船共同開発へ。内航海運ではLNG燃料と電気駆動併用の新船24年度竣工。
2022年7月29日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+8.6%の290.00億円、経常利益+12.8%の300.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。
2021年7月20日の2201円を安値に、ゆるやかな下値を切り上げる上昇トレンド(A)を形成中です。ここから大幅上昇となり、9月16日に5470円と年初来高値をつけ、ここをピークに短期の下降トレンド(B)に転換しました。この下降トレンド(B)の中で、11月18日に3060円の安値をつけてもみあい、2022年1月5日に3690円まで戻り高値をつけたあと再下落となって、1月27日に2810円で当面の底打ちとなりました。ここから大幅反発となって3月4日の4805円、6月2日の4650円と2点天井をつけ、下値では4月7日の3470円、6月24日の3505円と2点底をつけて再上昇となり、8月4日に5340円と昨年9月16日の5470円に対する2番天井をつけて大幅下落となり、9月30日に3755円まで下げて下値確認中となっています。好業績、高配当銘柄ですが今は需給悪化で下げています。
<5214> 日本電気硝子
四季報より 業種:ガラス・土石製品
【特色】FPD用ガラスと自動車用ガラス繊維の2本柱。韓国、台湾、中国の液晶パネル企業が主顧客
【増益幅縮小】薄型パネル用はテレビ需要軟化で期央から数量反落、価格も山越える。ガラス繊維は車載向け堅調も年末に顧客の在庫調整。原燃料高騰かわしきれず。営業増益幅縮小。為替差益と保険金特益膨らむ。23年12月期はガラス繊維の新拠点が寄与。
【上乗せ】ガラス繊維は欧米向け海上運賃に加え欧州LNG高騰もサーチャージで転嫁。薄型パネル用は稼働調整でコスト低減。
2022年7月29日発表。2022年12月期本決算予想は、前期比で営業利益+12.9%の370.00億円、経常利益-17.7%の370.00億円と増収・減益の見通し。
コロナ相場での急落で、2020年3月19日の1231円の安値からの反発で、上昇トレンド(A)を形成し、この中で2021年4月30日の2879円、6月7日の2768円と2点天井をつけて反落となり、上昇トレンド(A)を切って8月27日に2302円まで押し目をつけました。ここからの反発で11月24日に3185円の年初来高値となって下降トレンド(B)へ転換しました。この中で2022年3月8日の2448円を安値に下値は2450円水準のもみあいとなり、上値は右肩下がりの下落となり、直角三角形(C)のもみあいの中で煮詰まりつつあり、8月3日の2482円、9月28日の2457円と2点底をつけて反発しかかっています。
<5105> TOYO TIRE
四季報より 業種:ゴム製品。
【特色】タイヤ国内4位。北米での大口径SUV用に強み。自動車ゴム製品も。三菱商事が筆頭株主
【最高益】大口径タイヤが北米中心に拡大。原料高と運賃高は本数増と値上げ、円安効果で相殺。だがセルビア新工場立ち上げ費用で営業減益。為替差益と株式売却特益。増配。23年12月期は原材料上昇一服。値上げ浸透や新工場効果で営業益再上昇。
【最適生産】7月末にセルビア工場稼働、欧州と供給不足の米国向けも担う。米国は増産、日本とアジアは地産地消比率高める。
2022年8月10日発表。2022年12月期本決算予想は、前期比で営業利益-5.8%の500.00億円、経常利益+7.3%の600.00億円と減収・増益の見通し。
コロナ相場での急落で、2020年3月23日に950円で底打ちとなり、ここから6月8日に1643円まで上昇して、12月23日に1523円まで押し目を入れ、もみあって2021年2月1日の1570円を安値に上昇トレンド(A)を形成しました。この上昇トレンド(A)の中で、6月16日に2456円の年初来高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(B)へ転換しました。この中で大幅下落となり、2022年3月8日に1297円まで下げて当面の底打ちとなり、短期の上昇トレンド(C)へ転換しました。この中で下降トレンド(B)を上にぬけて6月8日の1881円、8月8日の1924円と2点天井をつけて反落となり、短期の上昇トレンド(C)を切って10月3日に1562円まで下げて反発となっています。
<6302> 住友重機械工業
四季報より 業種:機械。
【特色】総合重機大手。タービン、タンカー、建機のほか変減速機、射出成形機に強い。がん治療装置も
【堅 調】9カ月変則決算。案件少ない発電関連伸び悩み。建機も部品調達難と中国悪化で低調。が、減速機が底堅いうえ半導体製造装置が絶好調。円安もあり営業益堅調。23年12月期は半導体装置が一層伸長。
【医 療】ステラファーマと共同で中国・海南島に中性子線治療装置を導入する基本契約。25年運用開始。減速機の振動を解析、状態監視する新システムを9月発売。
2022年8月5日発表。2022年12月期変則決算予想は、前期比で営業利益+3.5%の510.00億円、経常利益+0.8%の490.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。
コロナ相場前の2月高値からの大幅下落で3月19日に1620円で底打ちとなり、6月9日に2790円まで上昇し、ここを目先のピークにもみあって12月8日の2240円の安値から上昇トレンド(A)を形成しました。この中で2021年6月4日に3495円の年初来高値をつけて、下降トレンド(B)へ転換し、12月2日に2474円で当面の底打ちとなって、ゆるやかな上昇トレンド(C)へ移行し、この中で3点底をつけて、2022年4月12日の2607円の安値から上放れとなり、6月8日に3320円の高値をつけ、大きな調整となって10月3日の2646円で当面の安値をつけて反発に転じています。
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