日本電気硝子の株価診断結果
株価診断結果(01/25)
【結論】日本電気硝子の株価診断結果
但し、この銘柄の株価が「2,067.0円」を割ると割安圏内に入ります。加えて、この銘柄は割高と判断されるも、PBRが一倍割れなことから将来のキャッシュフローが悪化する見通しの場合を除き、長期的には株価が下支えされる可能性があります。
このように、この銘柄は現在の株価水準において割高と判断されますが、この結果は必ずしも今後の株価の下落を示唆するものではありません。 投資判断においては、売上関連事項を中心に、企業や外部環境の動向に注視してください。
結論に至った経緯と要因説明
表1.主要バリュエーション一覧
売上 (PSR) | 利益 (PER) | 純資産 (PBR) | 株主還元 (配当利回り) | ||
---|---|---|---|---|---|
最新株価 | 0.87倍 | -6.47倍 | 0.46倍 | 4.43% | |
過 去 比 較 | 結果 | 割高 | --- | 割高 | 割高 |
平均値 | 0.80倍 | 5.99倍 | 0.43倍 | 4.64% | |
重要度 | 高 | 低 | 低 | 低 | |
相 対 比 較 | 結果 | 割安 | --- | 割安 | 妥当圏内 |
平均値 | 2.52倍 | 26.54倍 | 2.31倍 | 2.01% | |
調整値 | 1.00倍 | --- | 0.77倍 | 4.44% | |
相関度 | 0.23 | 0.74 | 0.20 | 0.88 | |
比較先 | 日本株全体 | 同一取引市場 | 同一取引市場 | 類似時価総額 | |
重要度 | 低 | 低 | 低 | 高 |
※ 上記「利益(PER)」は、調整PERを優先しております。
【過去比較】
過去2年間において、この銘柄はPSRの変動幅が最も狭いことから売上が投資判断で重視されている可能性があります。現状、PSRは過去平均値より高い為、過去比較の観点からは割高と判断されます。
【相対比較】
一方、この銘柄の配当利回りは類似時価総額銘柄の平均値と連動性が高い傾向にあります。つまり、この銘柄の投資判断では類似時価総額を対象に株主還元が比較されている可能性があります。また、この銘柄は相対比較において割引評価される傾向にある為、それを考慮します。
結果、現在、この銘柄の株価は相対比較の観点で妥当圏内と判断されます。
- 取引市場東証1部
- 業種ガラス・土石製品
PER/PBR相対比較
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比較対象相関度
同一業種分類
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PER | ![]() |
PBR | ![]() |
配当利回り | ![]() |
同一取引市場
PSR | ![]() |
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PER | ![]() |
PBR | ![]() |
配当利回り | ![]() |
類似時価総額
PSR | ![]() |
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PER | ![]() |
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配当利回り | ![]() |
日本株全体
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PER | ![]() |
PBR | ![]() |
配当利回り | ![]() |
相関比較対象
相関比較対象外
選択指標
表2. 比較対象における注目企業一覧
【業績推移】
直近2年間の業績推移を見た場合、前期は減収となっており、前期の減収率は-14.36%となっております。また、営業利益も二期連続で減益傾向にあり、該当二期の減益幅は平均で-50.50%となっています。収益の伸び悩みが、結果的にボトムラインにも影響を与えている状況が続いています。恒常的な成長力の低下に歯止めが掛る要素が生じているか、詳細を確認しましょう。
表4. 過去3ヶ月の実績 (2020/10/26~2021/01/26)
株価 | 出来高 | 時価総額 | |
---|---|---|---|
最新株価 | 2,257.0 | 310,000 | 224,623 |
平均値 | 2,255.9 | 767,434 | 224,516 |
上限 | 2,420.0 | 2,176,200 | 240,846 |
下限 | 1,953.0 | 310,000 | 194,368 |
【注意】 『みんかぶリサーチによる株価診断』で提供される情報は、あくまでも過去の情報との比較から導出される情報であり、各企業に対する評価の正確性・信頼性等については一切保証されておらず、また、将来の価格を保証するものでもありません。 『みんかぶリサーチによる株価診断』の情報を参考にして行った投資判断に起因するいかなる損害に対しても当社は一切責任を負いません。ご自分の責任においてご利用下さい。
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