日山村硝、今期経常を赤字拡大に下方修正

　日本山村硝子 <5210> が11月10日大引け後(16:20)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は8.6億円の赤字(前年同期は29.8億円の赤字)に赤字幅が縮小し､従来の12億円の赤字予想からも赤字幅を縮小して着地。
　しかしながら併せて、通期の同損益を従来予想の30億円の赤字→40億円の赤字(前期は54.7億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は31.3億円の赤字(前年同期は24.9億円の赤字)に赤字幅が拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は7.8億円の赤字(前年同期は12.5億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-4.6％→1.7％に急改善した。

株探ニュース