石塚硝、今期最終を一転赤字に下方修正、配当も10円減額

　石塚硝子 <5204> [東証Ｓ] が10月24日後場(13:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比93.5％減の1.2億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同損益を従来予想の2億円の黒字→10億円の赤字(前期は22.5億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益は11.2億円の赤字(前年同期は3.2億円の黒字)に転落する計算になる。

　業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の40円→30円(前期は45円)に減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終損益は6億円の赤字(前年同期は5.7億円の黒字)に転落し、売上営業利益率は前年同期の5.4％→3.2％に悪化した。

株探ニュース