フコク、今期経常を18％下方修正、配当も2円減額

　フコク <5185> [東証Ｐ] が2月3日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比0.2％増の24.9億円となった。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の38億円→31億円(前期は25.2億円)に18.4％下方修正し、増益率が50.7％増→22.9％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の19.8億円→12.8億円(前年同期は3.9億円)に35.2％減額し、増益率が5.0倍→3.2倍に縮小する計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の52円→50円(前期は49円)に減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比88.4％増の6.8億円に拡大し、売上営業損益率は前年同期の-0.1％→2.4％に改善した。

株探ニュース