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*08:36JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテクや輸出関連への資金シフト~
29日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■ハイテクや輸出関連への資金シフト
■DyDo、24/1予想 営業利益197%増 21億円
■前場の注目材料:アイシン、グループ会社の高丘、鋳鉄溶解炉向け「バイオ成型炭」開発
■ハイテクや輸出関連への資金シフト
29日の日本株市場は、買い一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。28日の米国市場はNYダウが213ドル高、ナスダックは114ポイント高だった。中国政府による資本市場の活性化・信頼感向上に向けた一連の政策発表を好感した各国市場の上昇の流れを引き継ぐ格好から買いが先行した。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が先週のジャクソンホール会合で追加利上げを除外しなかったが、注意深く政策を判断していく方針を示したため長期金利が低下、投資家心理が改善し終日堅調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比110円高の32280円。円相場は1ドル146円40銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになろう。日経225先物は狭いレンジでの推移ではあったが、ナイトセッションで一時32320円まで買われており、心理的な抵抗線として意識されていた25日線を上回ってきた。昨日の日経平均は75日線を捉えてきたが、75日線突破から32295円辺りに位置する25日線での攻防を見せてきそうだ。25日線を上放れてくるようだと、節目の32500円辺りが意識されてくると考えられ、買い戻しの動きが強まりそうである。
また、米国ではエヌビディアが反発を見せたほか、マイクロンテクノロジーやAMDなど半導体関連株が買われており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になりそうだ。また、ゴールドマン・サックスは、日本銀行がハト派的な姿勢を堅持すれば、今後6カ月で1ドル=155円を付けると予想していると報じられており、自動車や機械など輸出関連などへの物色も意識されやすいだろう。
日中の関係悪化への警戒から昨日はインバウンド関連株が総じて軟調だったが、ハイテクや輸出関連への資金シフトの動きが進むようであれば、センチメントを悪化させる流れは回避されそうである。また、マザーズ指数は足もとで緩やかなリバウンドを継続しており、上値抵抗線として意識されている25日線に接近してきた。同線を明確に上放れてくるようだと、中小型株の出遅れ修正の流れに向かわせる展開が期待されてきそうだ。
■DyDo、24/1予想 営業利益197%増 21億円
DyDo<2590>は未定としていた2024年1月期業績予想を発表。売上高は前期比31.1%増の2100億円、営業利益は同197%増の21億円を計画。コンセンサス(19億円)を上回る。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(32169.99、+545.71)
・NYダウは上昇(34559.98、+213.08)
・ナスダック総合指数は上昇(13705.13、+114.49)
・1ドル=146.50-60円
・シカゴ日経先物は上昇(32280、大阪比+110)
・SOX指数は上昇(3537.87、+42.22)
・VIX指数は低下(15.08、-0.60)
・米原油先物は上昇(80.10、+0.27)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・トヨタ自<7203>取引先の資金繰り調査、ゼロゼロ融資の返済本格化で追加支援検討
・京セラ<6971>レーシック用レンズ増産、海外需要拡大、東京・羽村に設備導入
・アイシン<7259>グループ会社の高丘、鋳鉄溶解炉向け「バイオ成型炭」開発
・愛三工業<7283>EV用電池セルケースの工場新設、25年4月量産
・AeroEdge<7409>eVTOL部品量産で米社と契約、特定製品依存を脱却
・スマートドライブ<5137>モビリティー移動データ、ソニーのIoTと連携
・ヤマザキ<6147>アフターマーケット事業本格開始、余剰機械の改造・転用受注
・NTT<9432>NTTコムウェア、低遅延通信でDC省人化、「APN」産業用途の実証加速
・日本高周波鋼業<5476>30年度めど特殊合金材の販売2倍に、半導体装置向け提案
・住友化学<4005>粒子径150ナノメートル以下のαアルミナ量産、来月開始
・三井化学<4183>物流自動化ソリューション開発、ラピュタロボと連携
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 7月有効求人倍率(予想:1.30倍、6月:1.30倍)
・08:30 7月失業率(予想:2.5%、6月:2.5%)
<海外>
・特になし <ST>
■ハイテクや輸出関連への資金シフト
■DyDo、24/1予想 営業利益197%増 21億円
■前場の注目材料:アイシン、グループ会社の高丘、鋳鉄溶解炉向け「バイオ成型炭」開発
■ハイテクや輸出関連への資金シフト
29日の日本株市場は、買い一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。28日の米国市場はNYダウが213ドル高、ナスダックは114ポイント高だった。中国政府による資本市場の活性化・信頼感向上に向けた一連の政策発表を好感した各国市場の上昇の流れを引き継ぐ格好から買いが先行した。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が先週のジャクソンホール会合で追加利上げを除外しなかったが、注意深く政策を判断していく方針を示したため長期金利が低下、投資家心理が改善し終日堅調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比110円高の32280円。円相場は1ドル146円40銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになろう。日経225先物は狭いレンジでの推移ではあったが、ナイトセッションで一時32320円まで買われており、心理的な抵抗線として意識されていた25日線を上回ってきた。昨日の日経平均は75日線を捉えてきたが、75日線突破から32295円辺りに位置する25日線での攻防を見せてきそうだ。25日線を上放れてくるようだと、節目の32500円辺りが意識されてくると考えられ、買い戻しの動きが強まりそうである。
また、米国ではエヌビディアが反発を見せたほか、マイクロンテクノロジーやAMDなど半導体関連株が買われており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になりそうだ。また、ゴールドマン・サックスは、日本銀行がハト派的な姿勢を堅持すれば、今後6カ月で1ドル=155円を付けると予想していると報じられており、自動車や機械など輸出関連などへの物色も意識されやすいだろう。
日中の関係悪化への警戒から昨日はインバウンド関連株が総じて軟調だったが、ハイテクや輸出関連への資金シフトの動きが進むようであれば、センチメントを悪化させる流れは回避されそうである。また、マザーズ指数は足もとで緩やかなリバウンドを継続しており、上値抵抗線として意識されている25日線に接近してきた。同線を明確に上放れてくるようだと、中小型株の出遅れ修正の流れに向かわせる展開が期待されてきそうだ。
■DyDo、24/1予想 営業利益197%増 21億円
DyDo<2590>は未定としていた2024年1月期業績予想を発表。売上高は前期比31.1%増の2100億円、営業利益は同197%増の21億円を計画。コンセンサス(19億円)を上回る。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(32169.99、+545.71)
・NYダウは上昇(34559.98、+213.08)
・ナスダック総合指数は上昇(13705.13、+114.49)
・1ドル=146.50-60円
・シカゴ日経先物は上昇(32280、大阪比+110)
・SOX指数は上昇(3537.87、+42.22)
・VIX指数は低下(15.08、-0.60)
・米原油先物は上昇(80.10、+0.27)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・トヨタ自<7203>取引先の資金繰り調査、ゼロゼロ融資の返済本格化で追加支援検討
・京セラ<6971>レーシック用レンズ増産、海外需要拡大、東京・羽村に設備導入
・アイシン<7259>グループ会社の高丘、鋳鉄溶解炉向け「バイオ成型炭」開発
・愛三工業<7283>EV用電池セルケースの工場新設、25年4月量産
・AeroEdge<7409>eVTOL部品量産で米社と契約、特定製品依存を脱却
・スマートドライブ<5137>モビリティー移動データ、ソニーのIoTと連携
・ヤマザキ<6147>アフターマーケット事業本格開始、余剰機械の改造・転用受注
・NTT<9432>NTTコムウェア、低遅延通信でDC省人化、「APN」産業用途の実証加速
・日本高周波鋼業<5476>30年度めど特殊合金材の販売2倍に、半導体装置向け提案
・住友化学<4005>粒子径150ナノメートル以下のαアルミナ量産、来月開始
・三井化学<4183>物流自動化ソリューション開発、ラピュタロボと連携
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 7月有効求人倍率(予想:1.30倍、6月:1.30倍)
・08:30 7月失業率(予想:2.5%、6月:2.5%)
<海外>
・特になし <ST>
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