プラスゼロが底堅い、１対３の株式分割発表が株価下支え

　ｐｌｕｓｚｅｒｏ<5132.T>が底堅い。１４日の取引終了後、４月３０日を基準日として５月１日付で１株を３株に分割すると発表したことが株価を下支えしたようだ。投資単位あたりの金額を引き下げて投資しやすい環境を整え、株式の流動性向上と投資家層の拡大につなげる。

　同社はあわせて２４年１０月期第１四半期（２３年１１月～２４年１月）の単体決算を発表した。売上高は前年同期比３４．４％増の２億６８００万円、経常利益は同４１．５％増の６１００万円、最終損益は８００万円の赤字（前年同期は２９００万円の黒字）となった。ＡＩなどへの関心が高まるなか、製造業や情報通信業の顧客向けのソリューション提供を中心にプロジェクト型の契約件数が増加した。一方、保有する投資有価証券について減損処理を実施。投資有価証券評価損４８００万円を特別損失として計上した。

出所：MINKABU PRESS