ニチレキ、今期最終を一転55％減益に下方修正

　ニチレキ <5011> が5月14日大引け後(16:45)に業績修正を発表。20年3月期の連結最終利益を従来予想の41億円→16億円(前期は35.8億円)に61.0％下方修正し、一転して55.4％減益見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結最終損益も従来予想の5億円の黒字→20億円の赤字(前年同期は4.2億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、本日公表いたしました「公正取引委員会からの意見聴取通知書の受領について」に係る課徴金納付命令書(案)に基づき、2020年3月期第1四半期において、25億円を独占禁止法関連損失引当金繰入額として特別損失を計上することに伴い、2020年3月期の連結業績予想における親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益及び四半期(当期)純利益の予想値を修正いたします。ただし、当該金額は、受領した課徴金納付命令書(案)に基づき当社が見積もったものであり、今後の進捗に伴い変動することがあります。　なお、上記理由に伴い個別業績予想について前期実績値との差異が生じたので併せて開示いたしました。　2020年3月期の期末配当予想につきましては、1株当たり32円の従来予想から変更はありません。（注）上記の予想につきましては、本資料の発表日現在において把握できた情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後の様々な要因によって異なる可能性があります。