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フマキラー <4998> [東証S] が5月10日大引け後(16:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の23.9億円→23億円(前の期は25.4億円)に4.1%下方修正し、減益率が5.6%減→9.5%減に拡大する見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6.5億円→5.5億円(前年同期は7.5億円)に15.1%減額し、減益率が13.3%減→26.4%減に拡大する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
(連結業績) 連結売上高につきましては、前回発表予想に対し国内は微減、海外も現地通貨では微減となり、加えて為替レートも円高となったことから下回る見込みです。利益面では、販管費は減少したものの、原材料価格の高騰により売上原価が増加したため、営業利益、経常利益はいずれも前回発表予想を下回る見込みです。 また、FSブルーム株式会社の減損損失を計上したため、親会社株主に帰属する四半期純利益は前回発表予想を下回る見込みです。(個別業績) 個別売上高につきましては、殺虫剤・家庭用品・園芸用品の売上は計画どおり推移いたしましたが、競争激化により販売経費が計画に対し増加したことから微減となりました。 利益面につきましては、原材料価格の高騰、円安による仕入コストの上昇などにより原価率が上昇しましたが、販管費の削減などにより、経常利益はほぼ前回発表予想どおりとなりました。 一方で、特別損失としてFSブルーム株式会社の子会社株式評価損及び貸倒引当金繰入額を計上したことにより、当期純利益は前回発表予想を下回る見込みです。減損損失(連結決算)について 当社の連結子会社であるFSブルーム株式会社は、長期化する円安の影響を受けて、仕入価格が高騰したことにより原価率が上昇したことなどの影響から、当初の計画に対し収益性の低下が続いており、直近の業績の動向を踏まえた将来の回収可能性を検討した結果、同社が保有するのれん等について、減損損失として3億14百万円を特別損失に計上いたしました。子会社株式評価損及び貸倒引当金繰入額(個別決算)の計上について 当社が保有する連結子会社であるFSブルーム株式会社の株式について、「金融商品に関する会計基準」に基づき評価をした結果、株式の時価が著しく低下する見込みであることを考慮し、子会社株式評価損として1億79百万円を計上いたしました。 また、仕入価格の高騰により原価率が上昇したことなどの影響から利益計画の達成が困難な状況が続いており、2023年3月末時点において同社の状況が大きく改善していないことから、当社からの貸付金に対して4億50百万円の貸倒引当金繰入額を計上いたしました。 なお、当該子会社株式評価損と貸倒引当金繰入額は、当社の個別財務諸表のみに計上されるものであり、連結決算においては消去されるため連結業績への影響はありません。2023年3月期の配当予想について 2023年3月期の配当予想につきましては、厳しい利益見通しではありますが、株主の皆様に対して安定した配当を継続することが重要であると考え、据え置くこととし、年間1株あたり22円を予定しております※上記の予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の経済・事業環境の変動等の事業リスクや不確定要因により、予想数字と異なる場合があります。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6.5億円→5.5億円(前年同期は7.5億円)に15.1%減額し、減益率が13.3%減→26.4%減に拡大する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
(連結業績) 連結売上高につきましては、前回発表予想に対し国内は微減、海外も現地通貨では微減となり、加えて為替レートも円高となったことから下回る見込みです。利益面では、販管費は減少したものの、原材料価格の高騰により売上原価が増加したため、営業利益、経常利益はいずれも前回発表予想を下回る見込みです。 また、FSブルーム株式会社の減損損失を計上したため、親会社株主に帰属する四半期純利益は前回発表予想を下回る見込みです。(個別業績) 個別売上高につきましては、殺虫剤・家庭用品・園芸用品の売上は計画どおり推移いたしましたが、競争激化により販売経費が計画に対し増加したことから微減となりました。 利益面につきましては、原材料価格の高騰、円安による仕入コストの上昇などにより原価率が上昇しましたが、販管費の削減などにより、経常利益はほぼ前回発表予想どおりとなりました。 一方で、特別損失としてFSブルーム株式会社の子会社株式評価損及び貸倒引当金繰入額を計上したことにより、当期純利益は前回発表予想を下回る見込みです。減損損失(連結決算)について 当社の連結子会社であるFSブルーム株式会社は、長期化する円安の影響を受けて、仕入価格が高騰したことにより原価率が上昇したことなどの影響から、当初の計画に対し収益性の低下が続いており、直近の業績の動向を踏まえた将来の回収可能性を検討した結果、同社が保有するのれん等について、減損損失として3億14百万円を特別損失に計上いたしました。子会社株式評価損及び貸倒引当金繰入額(個別決算)の計上について 当社が保有する連結子会社であるFSブルーム株式会社の株式について、「金融商品に関する会計基準」に基づき評価をした結果、株式の時価が著しく低下する見込みであることを考慮し、子会社株式評価損として1億79百万円を計上いたしました。 また、仕入価格の高騰により原価率が上昇したことなどの影響から利益計画の達成が困難な状況が続いており、2023年3月末時点において同社の状況が大きく改善していないことから、当社からの貸付金に対して4億50百万円の貸倒引当金繰入額を計上いたしました。 なお、当該子会社株式評価損と貸倒引当金繰入額は、当社の個別財務諸表のみに計上されるものであり、連結決算においては消去されるため連結業績への影響はありません。2023年3月期の配当予想について 2023年3月期の配当予想につきましては、厳しい利益見通しではありますが、株主の皆様に対して安定した配当を継続することが重要であると考え、据え置くこととし、年間1株あたり22円を予定しております※上記の予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の経済・事業環境の変動等の事業リスクや不確定要因により、予想数字と異なる場合があります。
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