サンケ化、上期経常は68％増益で上振れ着地・通期計画を超過

　サンケイ化学 <4995> [福証] が7月12日後場(14:00)に決算を発表。21年11月期第2四半期累計(20年12月-21年5月)の連結経常利益は前年同期比67.8％増の3億8100万円に拡大し、従来予想の2億3200万円を上回って着地。
　通期計画の2億1100万円に対する進捗率が180.6％とすでに上回り、さらに5年平均の132.1％も超えた。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結経常損益は1億7000万円の赤字(前年同期は1800万円の赤字)に赤字幅が拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である3-5月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比12.3％増の2億4700万円に伸び、売上営業利益率は前年同期の9.4％→9.9％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第２四半期累計期間における連結の業績につきましては、売上高は殺虫剤の出荷が予想を上回り、損益面では売上原価および販管費が減少したことにより、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益とも前回発表予想を上回る結果となりました。　なお、2021年１月12日に公表いたしました2021年11月期通期業績予想につきましては、現時点で変更はございません。