サンケ化、上期経常は一転32％増益で上振れ着地・通期計画を超過

　サンケイ化学 <4995> [福証] が7月11日後場(14:00)に決算を発表。18年11月期第2四半期累計(17年12月-18年5月)の連結経常利益は前年同期比31.7％増の2億4900万円に拡大し、従来の4.8％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の1億4100万円に対する進捗率が176.6％とすでに上回り、さらに前年同期の137.0％も超えた。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結経常損益は1億0800万円の赤字(前年同期は5100万円の赤字)に赤字幅が拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である3-5月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比3.8％増の1億6500万円に伸び、売上営業利益率は前年同期の6.9％→7.0％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第２四半期累計期間における連結の業績につきましては、売上高はおおよそ予想通りの結果となりましたが、損益面では売上原価および販管費の減少により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益とも前回発表予想を上回る結果となりました。　なお、平成30年１月15日に公表いたしました平成30年11月期通期業績予想につきましては、現時点で変更はございません。