2,359円
デクセリアルズのニュース
■シリウスV <6276> 440円 (+80円、+22.2%) ストップ高
シリウスビジョン <6276> [JQ]がストップ高まで買われた。同社は1日、幅広・高速対応の第3世代画像検査ソフトウエア「PolarVision(ポーラービジョン)」を22年春にリリースすると発表しており、これが材料視されたようだ。これまでに培った独自の画像処理技術を幅広印刷にも対応できるように再設計・再開発し、より高速・高精度な画像処理を可能にしたという。また、ビジネスフォーム・グラビア・電子基板など、それぞれの市場にあった操作画面が用意され、誰もが使いやすい操作性を実現したとしている。
■デクセリ <4980> 2,840円 (+500円、+21.4%) ストップ高
東証1部の上昇率トップ。デクセリアルズ <4980> がストップ高に買われた。1日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を725億円から890億円(前期比35.2%増)へ、営業利益を119億円から210億円(同85.2%増)へ、純利益を70億円から130億円(同2.4倍)へ上方修正し、あわせて中間・期末各29円の年58円を予定していた配当予想を各30円の年60円に引き上げたことが好感された。上期において、技術トレンドに合致した高付加価値製品の拡大や新規顧客・案件の獲得、新製品の貢献などで売上高が好調に推移し、下期も高付加価値製品や新製品の拡大が続く見込みであることが要因としている。なお、第2四半期累計(4-9月)決算は、売上高445億6200万円(前年同期比44.9%増)、営業利益122億9600万円(同2.6倍)、純利益77億円(同3.6倍)だった。同時に、上限を150万株(発行済み株数の2.34%)、または30億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視された。取得期間は21年11月2日から22年1月31日までで、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を通じて、企業価値の向上を図ることが目的としている。
■日新 <9066> 1,907円 (+235円、+14.1%)
東証1部の上昇率4位。日新 <9066> が続急騰し年初来高値を更新。1日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を1470億円から1530億円(前期比1.9%減)へ、営業利益を40億円から64億円(同2.5倍)へ、純利益を27億円から49億円(同2.4倍)へ上方修正したことが好感された。上期において荷動きが好調だったほか、輸送スペースが逼迫するなか、通常貨物に加え緊急貨物の取り扱いも増加したことが要因としている。
■アドウェイズ <2489> 920円 (+103円、+12.6%)
東証1部の上昇率5位。アドウェイズ <2489> が4連騰。1日の取引終了後、21年12月期(決算期変更に伴う9ヵ月決算)の連結業績予想について、売上高を75億円から90億円へ、営業利益を4億9000万円から12億円へ、純利益を1億7000万円から9億5000万円へ上方修正し、あわせて2円70銭を予定していた期末一括配当を5円21銭に引き上げると発表したことが好感された。スマートフォン向け広告サービス「UNICORN」の認知度が向上し、アプリ広告だけではなくブランド広告でも需要が拡大したことに加え、QRコード決済アプリクライアントからの広告費が増加したことことが貢献する。また、中国でゲームアプリを展開するクライアントの中国国外への展開強化に伴うグローバル広告配信が増加したこと、台湾におけるデジタル広告市況が好調なことなども寄与する。
■TDK <6762> 4,485円 (+360円、+8.7%)
東証1部の上昇率8位。TDK <6762> が急反発。同社は1日取引終了後、22年3月期連結業績予想について、売上高を1兆6000億円から1兆8000億円(前期比21.7%増)へ、営業利益を1500億円から1570億円(同40.8%増)へ、純利益を1000億円から1100億円(同38.6%増)へ上方修正すると発表しており、好感された。また、中間配当を95円から100円へ、期末配当予想を32円から36円へ増額することも発表しており、10月1日を効力発生日として1株を3株にする株式分割を踏まえると実質的な年間配当は208円で、前期180円との比較では28円の増配となる。あわせて発表した22年3月期第2四半期(4-9月)連結営業利益は800億3300万円(前年同期比28.2%増)だった。上期は自動車市場において部品搭載点数増加の傾向や部材在庫確保の動きにより旺盛な受注が継続し、受動部品やセンサーの販売が拡大した。また、ICT市場においてはノートパソコン、タブレット端末の堅調な需要の継続や5G関連需要の拡大により、二次電池、受動部品、センサーの販売が拡大した。さらに、前期は低調だったデータセンター向けの需要が回復し、サーバー用のHDDヘッドの販売も好調に推移しており、以上を踏まえて通期予想も見直すとしている。
■エネチェンジ <4169> 5,720円 (+430円、+8.1%) 一時ストップ高
ENECHANGE <4169> [東証M]が急反発。1日の取引終了後、電気自動車(EV)充電ステーション向けサービス「エネチェンジEV充電サービス」を開始すると発表しており、これが材料視されたようだ。このサービスは自動車の駐車スペースを持つオーナーに対し、初期費用無料、月額利用料のみでEV普通充電器を設置する公共充電サービス。今後、EVステーションオーナー向けの管理システムや、EV利用者向けのアプリケーションなどの開発も進め拡販を図っていく。
■グリー <3632> 1,035円 (+74円、+7.7%)
東証1部の上昇率10位。グリー <3632> が続急伸、2017年6月以来、約4年5ヵ月ぶりに1000円台乗せを果たした。直近、米フェイスブックA
■ネクソン <3659> 2,088円 (+139円、+7.1%)
ネクソン <3659> が続急伸。同社は1日、「アラド戦記モバイル」の配信を韓国で22年第1四半期(1-3月)に開始する予定だと発表しており、期待感が高まるかたちとなったようだ。「アラド戦記モバイル」は、同社オリジナルIP(知的財産)の「アラド戦記」をモバイル端末向けに最適化されたタイトルで、パソコン版「アラド戦記」の登録者数は全世界で7億人を超えている。なお、同作の中国サービス開始については、パブリッシングパートナーであるテンセントゲームズ(中国)と調整を続けているとしている。
■フロンテオ <2158> 2,773円 (+179円、+6.9%)
FRONTEO <2158> が急反発。時価総額は既に1000億円を超えPERは150倍に達したが、株式需給面で株高誘導材料が多い。浮動株比率は3割前後あるものの、機関投資家とみられる組み入れの動きが観測され実質品薄状態にあり、貸株調達による空売りの買い戻しなども踏み上げに近い形で株価に浮揚力を与えている。ポイントとなるのはビジネスモデルに対する成長期待。人工知能(AI)を活用したリーガルテック事業のほか、AI技術を横展開してライフサイエンス分野なども深耕、ビジネス領域を次第に広げている。2日は、前日1日取引終了後に国際的な不正調査案件において、AIを活用した文書レビューツール「KIBIT Automator」を活用することで、レビュー担当者による判断ミスを効率的に検出し、エラー率の大幅な改善を実現したことをリリース、重要文書の見逃しを無作為抽出の約8倍の精度で検出できるというもので、これが株価の刺激材料となった。
■京セラ <6971> 7,151円 (+362円、+5.3%)
京セラ <6971> が大幅高で3連騰、7000円大台へ復帰した。同社は1日取引終了後、22年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来見通しの1170億円から1460億円(前期比2.1倍)に大幅上方修正した。半導体製造装置用ファインセラミック部品や高速通信規格5G向けセラミックパッケージの需要拡大が収益に強力な追い風となっている。半導体の部材不足などサプライチェーン問題によるコスト増を吸収しての大幅増額で株価を強く刺激する形となった。また、好業績を背景に株主還元も強化する。今期の年間配当を従来計画の160円から180円に20円上乗せするほか、発行済み株式数の1.10%にあたる400万株、金額ベースで271億円を上限に自社株買いの実施も発表しており、これが物色人気を増幅させた。
■富士通 <6702> 20,750円 (+795円、+4.0%)
富士通 <6702> が全般地合い悪に抗して大幅続伸、800円近い上昇で2万円大台を大きく回復してきた。同社株は前週28日に1700円を超える大幅安に見舞われたが、これはその前日引け後に発表された21年4-9月期決算が、好内容ではあったものの市場の事前コンセンサスに届かなかったということが売りの根拠となった。しかし、市場では「営業利益段階で前年同期の実績を3割強上回っており、半導体部材の供給遅れというサプライチェーン問題の影響をこなして、この数字を確保したのはむしろ評価できる」(中堅証券アナリスト)という見方もある、株価はいったん中期波動の分水嶺である75日移動平均線をマドを開けて下抜けたものの、2日は機関投資家と思われる実需買いが観測されるなか、再び同移動平均線の上に浮上した。
■丸紅 <8002> 1,017円 (+33円、+3.4%)
丸紅 <8002> が3日続伸。2日午前11時ごろ、22年3月期純利益予想について2300億円から3500億円(前期比56.8%増)へ上方修正しており、これが好感されたようだ。上期業績が好調だったことに加え、下半期においても商品市況などが引き続き当初想定以上に堅調に推移すると見込む。なお年間配当予想の増額も発表し、従来予想の34円から51円(前期33円)へ引き上げた。同時に発表した上期(4-9月)決算は、収益4兆757億円(前年同期比33.8%増)、純利益2058億3400万円(同2.0倍)だった。
■ジャックス <8584> 3,125円 (+85円、+2.8%)
ジャックス <8584> が続伸。同社は2日午前11時30分に、22年3月期連結業績予想について、売上高1635億円(前期比1.8%増)は据え置いたが、営業利益を235億円から255億円(同56.2%増)へ、純利益を160億円から175億円(同48.6%増)へ、年間配当を140円から155円(前期は105円)へ上方修正すると発表しており、材料視された。上期は貸倒関連費用が想定以上に抑制され、さらにその他販売管理費が減少したことにより、利益面において前回予想を上回る見込みとなった。下期もクレジット事業及びファイナンス事業を中心に堅調に推移すると見込まれ、また、費用面においても貸倒関連費用のさらなる抑制とその他販売管理費の減少が見込まれるため、利益見通しを上方修正したとしている。
■GAテクノ <3491> 1,214円 (+33円、+2.8%)
GA technologies <3491> [東証M]が7日続伸。2日、子会社イタンジが提供するリアルタイム不動産業者間サイト「ITANDI BB(イタンジ ビービー)」に関して、利用する賃貸不動産仲介が11月に4万店舗を突破したと発表しており、これが好感された。「ITANDI BB(イタンジ ビービー)」は、賃貸物件への入居申込情報と募集情報を即座に同期させることで、リアルタイムで賃貸可能な物件を検索できる不動産業者間サイト。今年5月12日の国会でデジタル改革関連法が成立したことにより、不動産業では、重要事項説明書などの書類手続きの電子化が可能になり、賃貸借の電子契約が実現し、賃貸業務における電子化のニーズが高まっていることなどを背景に利用層が広がっているようだ。
■ワークマン <7564> 6,280円 (+160円、+2.6%)
ワークマン <7564> [JQ]が続伸。1日の取引終了後に発表した10月度の月次売上高速報で、既存店売上高は前年同月比1.1%減と2ヵ月ぶりに前年実績を下回ったものの、織り込み済みとの見方が強い。中旬以降の気温低下に合わせて、アウターやインナー、防寒小物などの秋冬商品が活発に動き、なかでもレディースのシーズン衣料は、カラーバリエーションの見直しやアイテムの拡充で販売数を伸ばした。ただ、上旬に全国的に気温が高かった影響で、通年・季節商品ともに前年を大幅に下回ったことが響いた。なお、チェーン全店売上高は同3.7%増だった。
■高島屋 <8233> 1,101円 (+27円、+2.5%)
高島屋 <8233> が続伸。1日の取引終了後に発表した10月度店頭売上速報で、高島屋各店及び国内百貨店子会社の売上高が前年同月比5.6%増となり、3ヵ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。緊急事態宣言の解除による外出機会の増加に伴い、特選衣料雑貨などの高額品に加え、衣料品などにも動きが見られ、前年実績を上回った。なお、免税売り上げは、同2.5倍だった。
■JAL <9201> 2,505円 (+48円、+2.0%)
日本航空 <9201> 、ANAホールディングス <9202> がいずれも全体相場に逆行して堅調、業種別騰落率でも「空運」は東証1部33業種中で値上がり率首位となった。国内では新型コロナウイルスの感染第5波の収束が鮮明となっており、岸田首相は「GoToトラベル」の復活などに前向きな姿勢を示している。世界的にはまだ予断を許さない状況にあるが、空運セクターは脱コロナで収益恩恵を享受する典型的な業態で、足もとは空売り買い戻しの動きなどを誘発したとみられる。2日は、JALが決算発表予定にあり、アク抜け感からの上昇を見込んだ押し目買いや買い戻しが先行した。
■KeePer <6036> 3,470円 (+65円、+1.9%)
KeePer技研 <6036> が続伸。1日の取引終了後に発表した10月度の月次速報で、既存店売上高が前年同月比36.9%増となり、18ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。緊急事態宣言が解除されたことに伴い、車を使ってレジャーに行くことが増え「車を清潔に、キレイに乗りたい」とコーティング・洗車のマインドが高まったことが寄与した。また、SNSで高い評価を得られたことが比較的高価格帯のキーパーコーティングの施工につながり、平均単価が同2.2%増と前月の同5%減から改善した。なお、全店の売上高は45.3%増だった。
■ニッタ <5186> 2,756円 (+35円、+1.3%)
ニッタ <5186> が続伸。1日の取引終了後、22年3月期業績予想の修正を発表。営業利益を39億円から50億円(前期比74.8%増)へ増額しており、これが好感されたようだ。原材料価格の高騰や物流費上昇の影響が懸念されるものの、第2四半期までの業績拡大基調が持続する見通し。売上高については概ね計画の範囲内で推移していることから、従来予想の800億円(同1.7%増)を据え置いた。また、期末配当予想を35円から50円にすることもあわせて発表した。これにより年間配当は85円となり、前期比15円の増配となる見込み。
※2日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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