綜研化学は大幅反発、粘着剤関連製品の販売が想定上回り１８年３月期の業績予想を上方修正

　綜研化学<4972.T>は、全般急落地合いのなかで大幅反発している。同社は５日取引終了後、１８年３月期通期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上高を２９０億円から３００億円（前期比１４．８％増）へ、営業利益を２４億円から２９億円（同２６．８％増）へ、最終利益を１６億５０００万円から２２億円（同６３．９％増）へそれぞれ増額した。

　１８年３月期通期の業績については、原料価格上昇による減益影響が懸念されるものの、液晶ディスプレー関連用途を中心に主力の粘着剤関連製品の販売が想定を上回って推移していることが寄与した。

　あわせて発表した第３四半期累計の連結決算は、売上高２１９億７１００万円（前年同期比１６．８％増）、営業利益２２億２３００万円（同３０．０％増）、最終利益１７億８５００万円（同７３．１％増）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）