ＣＩＪ、前期経常を8％上方修正・4期ぶり最高益、配当も1円増額

　ＣＩＪ <4826> [東証Ｐ] が7月31日後場(14:00)に業績・配当修正を発表。23年6月期の連結経常利益を従来予想の17億円→18.3億円(前の期は15.9億円)に8.2％上方修正し、増益率が6.4％増→15.1％増に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7.3億円→8.7億円(前年同期は8.4億円)に19.0％増額し、一転して3.6％増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の13円→14円(前の期は1→2の株式分割前で25円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高につきましては、情報通信、公共分野の受注が堅調に推移したこと等により、前回発表の予想数値を上回る見通しとなりました。利益につきましては、売上高の増加及び想定を上回る高収益案件の獲得、コスト削減等により、前回発表の予想数値を上回る見通しとなりました。

　当社は、株主の皆様への利益還元を経営上の最重要課題の一つと考え、安定配当維持を基本としながら、業績と財務状況等を総合的に勘案し、剰余金の配当等による利益還元を目指しております。2023年６月期の期末配当金につきましては、2023年２月６日に公表いたしましたとおり１株あたり13円を予想しておりましたが、2023年６月期の業績及び財政状況等を総合的に勘案し、１株あたり１円引き上げて14円に修正させていただくこととしました。