ＣＩＪ、前期経常を一転9％減益に下方修正、配当は3円増額

　ＣＩＪ <4826> が7月26日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。21年6月期の連結経常利益を従来予想の16億円→13.9億円(前の期は15.3億円)に12.8％下方修正し、一転して9.0％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の9.2億円→7.2億円(前年同期は8.2億円)に22.1％減額し、一転して12.5％減益計算になる。

　同時に、期末一括配当を従来計画の20円→23円(前の期は20円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により一部案件が中止または延期となったこと等により、減収の見通しとなりました。利益につきましては、子会社株式取得に伴う費用が発生したこと、高収益案件の獲得が予定を下回ったこと及び売上高の減収等により、前回発表の予想数値を下回る見通しとなりました。

　当社は、本年創立45周年を迎えました。これもひとえに株主様をはじめ、多くの関係者の皆様方からのご支援の賜物と心より感謝申し上げます。つきましては、株主の皆様に感謝の意を表すとともに、創立45周年を記念いたしまして、期末配当において１株当たり3円の記念配当を実施させていただくことといたしました。この結果、2021年６月期の１株当たりの期末配当金は、普通配当20円に記念配当3円を加え、23円とさせていただきます。