ＣＩＪ、今期経常を21％下方修正

　ＣＩＪ <4826> が5月28日大引け後(15:00)に業績修正を発表。18年6月期の連結経常利益を従来予想の16億円→12.6億円(前期は12.2億円)に21.3％下方修正し、増益率が30.5％増→2.8％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の10億円→6.6億円(前年同期は6.1億円)に33.8％減額し、増益率が63.2％増→8.1％増に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　平成30年６月期の通期の業績につきましては、平成27年９月の労働者派遣法の改正に伴い、連結子会社である株式会社ＣＩＪネクストにおける派遣事業を縮小したことにより、売上高は前回発表の予想数値を下回る見通しとなりました。また、利益につきましても売上高の減少及び、平成29年７月１日付で実施した当社と連結子会社であった株式会社ＣＩＪソリューションズの事業統合に伴い不採算案件の整理を実施したこと等により、前回発表の予想数値を下回る見通しとなったことから、上記のとおり、業績予想を修正いたします。なお、今回の業績予想の修正に伴う配当予想の変更はありません。