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山田コンサルティンググループのニュース
*13:41JST 山田コンサル Research Memo(1):2024年3月期第2四半期の業績は堅調に推移し、売上高は過去最高
■要約
山田コンサルティンググループ<4792>は、国内最大級の独立系コンサルティングファームである。様々な事業分野のコンサルタントが連携を取り合いながら、経営課題の解決のための提案から実現までワンストップのコンサルティングサービスを提供する。同社は「コンサルタント事業」「投資事業」の2つのセグメントに集約し展開している。
1. 2024年3月期第2四半期の業績概要
2024年3月期第2四半期の業績は、売上高が前年同期比69.2%増の11,463百万円、営業利益は同109.5%増の1,580百万円、経常利益が同78.3%増の1,621百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同104.6%増の1,275百万円で増収増益となり、売上高は過去最高を更新した。「投資事業」における持ち越しとなっていたファンド投資先株式の売却等により、売上高及び利益面が大幅な増収増益となった。
2. 2024年3月期の業績見通し
2024年3月期の業績は、売上高が前期比32.5%増の21,800百万円、営業利益は同21.8%増の3,500百万円、経常利益が同19.8%増の3,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同20.6%増の2,550百万円の見込みで期初予想と変わりはない。「経営コンサルティング事業」「事業承継コンサルティング事業」は引き続き堅調に推移する。「M&Aアドバイザリー事業」も、国内M&A市場の活況でM&A案件の引き合い件数・受注件数は引き続き堅調に推移していくと見ており、中堅・中小企業に加え、大手企業や上場企業からの引き合いも増加する見込みである。
3. 成長戦略
2024年3月期よりスタートした中期経営目標は、2026年3月期に売上高227億円、売上総利益178億円、営業利益42億円としている。コンサルティング事業が安定的に成長する一方で、ボラティリティの高い投資事業は、投資残高を一定金額以上に維持することで収益を安定化する意向である。2023年3月期より顧客の状況やステージの変化に応じて事業再生支援・組織改革支援・海外展開支援・M&A支援・事業承継支援等を行い、顧客生涯価値を最大化することを重点戦略としている。この戦略に基づき、中期経営計画における基本方針として、1) 事業間連携による付加価値向上、2) サービスの均質化、3) 新規・成長分野への注力を掲げている。
■Key Points
・2024年3月期第2四半期の業績は前年同期比で増収増益となり、売上高は過去最高を更新
・2024年3月期の業績は期初予想と変わらず、2ケタ成長の増収増益を見込む
・2024年3月期より3ヶ年中期経営目標を開始。2026年3月期に売上高227億円、売上総利益178億円、営業利益42億円を掲げる
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
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山田コンサルティンググループ<4792>は、国内最大級の独立系コンサルティングファームである。様々な事業分野のコンサルタントが連携を取り合いながら、経営課題の解決のための提案から実現までワンストップのコンサルティングサービスを提供する。同社は「コンサルタント事業」「投資事業」の2つのセグメントに集約し展開している。
1. 2024年3月期第2四半期の業績概要
2024年3月期第2四半期の業績は、売上高が前年同期比69.2%増の11,463百万円、営業利益は同109.5%増の1,580百万円、経常利益が同78.3%増の1,621百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同104.6%増の1,275百万円で増収増益となり、売上高は過去最高を更新した。「投資事業」における持ち越しとなっていたファンド投資先株式の売却等により、売上高及び利益面が大幅な増収増益となった。
2. 2024年3月期の業績見通し
2024年3月期の業績は、売上高が前期比32.5%増の21,800百万円、営業利益は同21.8%増の3,500百万円、経常利益が同19.8%増の3,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同20.6%増の2,550百万円の見込みで期初予想と変わりはない。「経営コンサルティング事業」「事業承継コンサルティング事業」は引き続き堅調に推移する。「M&Aアドバイザリー事業」も、国内M&A市場の活況でM&A案件の引き合い件数・受注件数は引き続き堅調に推移していくと見ており、中堅・中小企業に加え、大手企業や上場企業からの引き合いも増加する見込みである。
3. 成長戦略
2024年3月期よりスタートした中期経営目標は、2026年3月期に売上高227億円、売上総利益178億円、営業利益42億円としている。コンサルティング事業が安定的に成長する一方で、ボラティリティの高い投資事業は、投資残高を一定金額以上に維持することで収益を安定化する意向である。2023年3月期より顧客の状況やステージの変化に応じて事業再生支援・組織改革支援・海外展開支援・M&A支援・事業承継支援等を行い、顧客生涯価値を最大化することを重点戦略としている。この戦略に基づき、中期経営計画における基本方針として、1) 事業間連携による付加価値向上、2) サービスの均質化、3) 新規・成長分野への注力を掲げている。
■Key Points
・2024年3月期第2四半期の業績は前年同期比で増収増益となり、売上高は過去最高を更新
・2024年3月期の業績は期初予想と変わらず、2ケタ成長の増収増益を見込む
・2024年3月期より3ヶ年中期経営目標を開始。2026年3月期に売上高227億円、売上総利益178億円、営業利益42億円を掲げる
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
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