山田コンサル、今期経常を一転18％減益に下方修正

　山田コンサルティンググループ <4792> が3月29日大引け後(15:00)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の32.5億円→23.6億円(前期は28.8億円)に27.4％下方修正し、一転して18.1％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の27.4億円→18.5億円(前年同期は16.1億円)に32.5％減額し、増益率が69.7％増→14.6％増に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　経営コンサルティング事業において、2019年３月末までに売上計上を見込んでいた数件の大型成功報酬案件が、当期中に売上計上できない見込みとなりました。特にM&A等資本に関するコンサルティング案件につきましては、顧客と当社の契約締結から当該M&A案件の成約までの期間が伸びる傾向となっており、今後もその傾向が続くものと見込んでおります。　以上より、2019年３月期の通期連結業績は、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれにつきましても、2018年５月８日に公表した前回予想数値を下回る見込みとなりました。　なお、年間配当予想につきましては、2018年５月８日に公表した１株当たり年間配当額46円（中間配当23円（実施済み）、期末配当23円（予定））に変更はありません。（注）上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想値と異なる可能性があります。