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*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:日銀はいつ動く!?インフレの最中に思惑ありの銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2023年10月2日9時に執筆
ついこの前までは「デフレ脱却」と口を揃えて政治家は語っておりましたが、最近はもうインフレ対策という言葉がよく聞かれるようになりました。海外諸国と比較すれば低いインフレ率ながら、早めに対処しなければ量的緩和の副作用が出始めるかもしれません。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
日本が長年目標としてきた消費者物価指数2%の達成ですが、今年の8月までで17ヶ月連続で上回っております。しかも8月の消費者物価指数に関しては2%どころかコアコアCPIで4.3%ですので、このまま量的緩和を続けて大丈夫なのか…という不安も市場には渦巻いているようです。現在は原油高によるインフレですので、原油価格が下落した場合の未来を想定した政策になるでしょう。
「金融引き締め=株下落」というシナリオを多くの投資家が警戒している中で、果たしてどのタイミングで利上げに踏み切るのか思惑が錯綜しておりますな。あたくしが思うに、明確に賃金が上昇しているデータが出れば、植田総裁は利上げに踏み切ると思われます。
米国では雇用が流動的で賃金の変動が激しいからこそFRBのような利上げが可能ですが、日米の労働環境は構造的に異なります。日本国内では10月から最低賃金を上げたばかりですので、その影響がどれほどか注視したいという植田総裁の考えもあるでしょう。
「日本の国力が落ちて、円安になっている」などのわけのわからない理論に惑わされず、あたくし達は真摯に株式市場に向き合うべきです。ただ、いずれ量的緩和の終了やYCCの修正など利上げへ向かうのであれば、代表的な大型の銀行株だけでなく出来高が少ない銀行・証券株までチェックしておく必要がありそうですな。
証券株は上値余地がありますが、まだそこまで資金が流入していないようにも思えますからねぇ。極東証券<8706>、今村証券<7175>、光世証券<8617>など、PBR1倍割れが目白押しです。値ごろ感があれば、個人投資家も手を出しやすいかもしれませんねぇ。
四国地盤の地銀のいよぎんHD<5830>もじわじわと上昇トレンドを形成しております。9月25日には上方修正を発表すると、好感されました。もちろんPBRも1倍割れで、25日線を下値にどこまで伸びるか監視中です。
9月15日に配当修正を発表後に好感されたマネーパートナーズG<8732>もチェックしております。増配した理由も、株主還元は経営上の最重要課題という理由からのようですねぇ。チャートは9月下旬から落ち込んでいますが、為替の変動が激しくなれば思惑的な買いが入る可能性もあるか。
NTTデータの子会社であるエックスネット<4762>は、生成AI関連などで思惑的に物色された経緯がありました。同社の提供するXNETサービスは有価証券管理システムなど金融関連を中心に堅調な模様です。
24年3月期の経常が過去最高益となる見通しのオービーシステム<5576>は、今年6月に上場したばかりの銘柄ですな。金融系のITシステムインテグレーターである同社は、チャート(日足)を見ると底値圏で放置されているように見えますねぇ。9月15日に増配も発表しており、この先も注視したいです。
最後は独立系ベンチャーキャピタルであるフューチャーベンチャーキャピタル<8462>です。直近では自社株買いの実施が好感されたようですねぇ。チャート(日足)は下降を描いていますが、切り返すタイミングを見計らいたいところです。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2023年10月2日9時に執筆
ついこの前までは「デフレ脱却」と口を揃えて政治家は語っておりましたが、最近はもうインフレ対策という言葉がよく聞かれるようになりました。海外諸国と比較すれば低いインフレ率ながら、早めに対処しなければ量的緩和の副作用が出始めるかもしれません。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
日本が長年目標としてきた消費者物価指数2%の達成ですが、今年の8月までで17ヶ月連続で上回っております。しかも8月の消費者物価指数に関しては2%どころかコアコアCPIで4.3%ですので、このまま量的緩和を続けて大丈夫なのか…という不安も市場には渦巻いているようです。現在は原油高によるインフレですので、原油価格が下落した場合の未来を想定した政策になるでしょう。
「金融引き締め=株下落」というシナリオを多くの投資家が警戒している中で、果たしてどのタイミングで利上げに踏み切るのか思惑が錯綜しておりますな。あたくしが思うに、明確に賃金が上昇しているデータが出れば、植田総裁は利上げに踏み切ると思われます。
米国では雇用が流動的で賃金の変動が激しいからこそFRBのような利上げが可能ですが、日米の労働環境は構造的に異なります。日本国内では10月から最低賃金を上げたばかりですので、その影響がどれほどか注視したいという植田総裁の考えもあるでしょう。
「日本の国力が落ちて、円安になっている」などのわけのわからない理論に惑わされず、あたくし達は真摯に株式市場に向き合うべきです。ただ、いずれ量的緩和の終了やYCCの修正など利上げへ向かうのであれば、代表的な大型の銀行株だけでなく出来高が少ない銀行・証券株までチェックしておく必要がありそうですな。
証券株は上値余地がありますが、まだそこまで資金が流入していないようにも思えますからねぇ。極東証券<8706>、今村証券<7175>、光世証券<8617>など、PBR1倍割れが目白押しです。値ごろ感があれば、個人投資家も手を出しやすいかもしれませんねぇ。
四国地盤の地銀のいよぎんHD<5830>もじわじわと上昇トレンドを形成しております。9月25日には上方修正を発表すると、好感されました。もちろんPBRも1倍割れで、25日線を下値にどこまで伸びるか監視中です。
9月15日に配当修正を発表後に好感されたマネーパートナーズG<8732>もチェックしております。増配した理由も、株主還元は経営上の最重要課題という理由からのようですねぇ。チャートは9月下旬から落ち込んでいますが、為替の変動が激しくなれば思惑的な買いが入る可能性もあるか。
NTTデータの子会社であるエックスネット<4762>は、生成AI関連などで思惑的に物色された経緯がありました。同社の提供するXNETサービスは有価証券管理システムなど金融関連を中心に堅調な模様です。
24年3月期の経常が過去最高益となる見通しのオービーシステム<5576>は、今年6月に上場したばかりの銘柄ですな。金融系のITシステムインテグレーターである同社は、チャート(日足)を見ると底値圏で放置されているように見えますねぇ。9月15日に増配も発表しており、この先も注視したいです。
最後は独立系ベンチャーキャピタルであるフューチャーベンチャーキャピタル<8462>です。直近では自社株買いの実施が好感されたようですねぇ。チャート(日足)は下降を描いていますが、切り返すタイミングを見計らいたいところです。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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