さくらＫＣＳ、今期経常を14％上方修正

　さくらケーシーエス <4761> [東証２] が1月29日大引け後(15:20)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比4.5％減の4億2300万円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の7億円→8億円(前期は8億4500万円)に14.3％上方修正し、減益率が17.2％減→5.3％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3億9300万円→4億9300万円(前年同期は3億9600万円)に25.4％増額し、一転して24.5％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は1億1600万円の黒字(前年同期は600万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-0.4％→1.1％に改善した。

株探ニュース