決算マイナス・インパクト銘柄 … アイケイケイ、大和コン、ダイサン (8月30日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の8月29日から8月30日の決算発表を経て9月2日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ダイサン <4750>
　20年4月期第1四半期(5-7月)の連結最終損益は7900万円の赤字(前年同期非連結は1900万円の赤字)に赤字幅が拡大した。

▲No.3　アイケイケイ <2198>
　19年10月期第3四半期累計(18年11月-19年7月)の連結経常利益は前年同期比10.9％減の9.2億円に減り、通期計画の19.2億円に対する進捗率は48.3％にとどまり、5年平均の61.0％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4750> ダイサン 　　　東２　　 -0.78 　　8/30　　　1Q　　　　赤拡
<3816> 大和コン 　　　ＪＱ　　 -0.45 　　8/30　本決算　　　　0.23
<2198> アイケイケイ 　東１　　 -0.29 　　8/30　　　3Q　　　-10.94

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした9月2日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース